阿笠「出来たぞ新一!DNAカプセルじゃ!」

1: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)10:57:52 ID:m7r

前に別の場所で書いたものに加筆してあります。かなり長いです


2: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)10:58:40 ID:m7r

コナン「DNAカプセル?」

阿笠「そうじゃ。動植物のDNAを採取してカプセルに詰めたんじゃよ。これを飲むことで飲んだDNAの特性が体に現れるんじゃ!」

コナン「マジかよ!凄いな博士!…随分いろいろあるなぁ」ズラリ

阿笠「だいたいのDNAはあるぞ?動物、魚、植物…選り取りみどりじゃよ」


3: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)10:59:38 ID:m7r

コナン「面白そうだから飲んでみたいけどよ…元に戻るときはどうするんだ?」

阿笠「元に戻るときはこの解毒薬を飲めばDNAカプセルの効果は消える。心配いらんよ。」

コナン「…じゃあ、とりあえずこれを飲んでみるか」ヒョイ ゴクリ

阿笠「何のカプセルを飲んだんじゃ?新一」


5: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:00:26 ID:m7r

コナン「…うぉっ!な、なんだこりゃ!」ワサワサワサ!

阿笠「新一が飲んだのは…犬のDNAカプセルか。全身から毛が生えてきたのう」

コナン「み、耳も犬みたいになってきたぞ!」ピコピコ

阿笠「尻尾も生えてきたわい!」

コナン(犬)「おおお!スゲェ!獣人みたいになった!」パタパタ


6: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:01:13 ID:m7r

阿笠「どうじゃ、凄いじゃろ新一!見た目以外にも何か変化があるはずじゃぞ?」

コナン(犬)「…?…おおっ!匂いがする!嗅覚が鋭くなったのか!」クンクン

阿笠「そうじゃろ?犬並みの嗅覚のはずじゃ」

コナン(犬)「マジかよ…それと博士、屁ぇこいただろ…」クンクン

阿笠「あ、バレてしもうたか…」


7: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:01:50 ID:m7r

コナン(犬)「こいつは面白いな!他の人にも飲ませてどうなるか見てみたいぜ!」

阿笠「そうじゃのう!じゃあワシは哀くんを呼んでくるぞい」

コナン(犬)「わかった。じゃあオレは携帯でみんなに博士の家に来るように連絡するぜ」ピッピッピッ


8: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:02:53 ID:m7r

一時間後

灰原(猫)「なかなか面白いわね、これ」ニャーン

歩美(兎)「すごーい!ウサギさんになっちゃった!」ピョンピョン

元太(鰻)「まさか自分がウナギになるなんて思わなかったぜ!」ウネウネ

光彦(鼠)「…なんか妙にしっくりきますね。何故でしょうか」チュウチュウ

蘭(犀)「…なんで私はサイなのよぉ…」グスッ

園子(孔雀)「あはははっ!似合ってるわよ蘭!主に角が!」バサバサ

世良(狼)「ちょ、ちょっと…笑いすぎだよ園子…」プルプル

服部(猿)「おい!なんでワイは猿なんや!もっとええのあったやろ!」ウキィー

和葉(狐)「いや、よう似合っとるで平次!ピッタリや!」ケラケラ

阿笠(猪)「ほっほっほ。みんなよく似合ってるぞい!」ブヒブヒ

コナン(犬)「みんなちゃんと飲んだDNAの特徴が現れてるな!」ハッハッ


9: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:03:35 ID:m7r

阿笠(猪)「…おっと!もうこんな時間か。みんな帰る時間じゃぞ。ほら、この解毒薬を飲んでもとの姿に戻るんじゃ。そんな姿じゃ外には出れんからな」

元太(鰻)「マジかよ!もう終わりなのか?」

歩美(兎)「えー!歩美もっと遊びたかったのにー!」

阿笠(猪)「仕方ないのう…では一時的にDNAの特性を抑えるこの青い薬、抑制薬を飲むがいい。また動植物に変身したくなったら、こっちの赤い薬の発現薬を飲めばDNAの特性が現れるぞ」


10: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:04:25 ID:m7r

灰原(猫)「私はどちらの薬もいらないわ。博士の家にいるから人目にもつかないし。もうしばらくこのままでいるわ」ゴロゴロ

歩美(兎)「歩美は赤と青の薬がいい!またウサギさんになりたいから!」ピョンピョン

元太(鰻)「オレも歩美と同じだ!」ウネウネ

光彦(鼠)「ボクもそれで!」チュウチュウ

蘭(犀)「あたしは解毒薬がいい…サイはもういや…」シクシク

園子(孔雀)「あたしは青と赤の薬にするわ!京極さんにこの美しい羽を見てもらいたいから!」バサバサ

世良(狼)「ボクもそうするよ。また狼になってみたいからね」

服部(猿)「オレは解毒薬や!猿になんてもう2度とならんわ!」ウキィ!

和葉(狐)「アタシは青と赤の薬や。狐になんて滅多になれへんしな、またキツネになりたいわ」

コナン(犬)「ボクも青と赤の薬にするよ(この嗅覚が事件の推理に役立つかもしれないからな)」

阿笠(猪)「ワシは解毒薬を飲むかのう。正直、この牙邪魔なんじゃよ」ブヒブヒ


11: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:05:09 ID:m7r

阿笠「…ふぅ、みんなもとに戻ったのう。もし他のDNAカプセルを試したくなったり、解毒薬や青と赤の薬が欲しくなったらワシに言うがいい。用意しておくぞい」

光彦「…そういえば博士、さっきから気になっているものがあるんですけど」

阿笠「なんじゃ?光彦くん」

光彦「あのXマークのついたケースに入っているカプセル…なんのDNAが入っているんですか?」


12: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:06:02 ID:m7r

阿笠「!?あ、あれはダメじゃ!」クワッ!

みんな「!?」ビクゥッ!

阿笠「…はっ!ご、ごほん!あ、あのカプセルは少々危険なんじゃ。悪いがあれを飲ませることは出来ん」

光彦「す、すみません。ちょっと気になったもので…聞いてみたかったんです」

阿笠「いや、こちらこそ怒鳴って悪かったのう…もうだいぶ暗くなってきた。みんな、気を付けて帰るんじゃぞ?」


13: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:06:38 ID:m7r

コナン「あ!帰る前に博士…」ゴニョゴニョ

阿笠「なんじゃ?新一」ヒソヒソ

コナン「いくつか欲しいカプセルがあるんだ…」ゴニョゴニョ

阿笠「どれじゃ?」ヒソヒソ

コナン「あれと…あと、あれが欲しいんだ」ゴニョゴニョ

阿笠「…ああ、そのカプセルなら持っていって構わんぞ。あと、解毒薬も付けておこう」ヒソヒソ

コナン「おっ!サンキュー博士!」ゴニョゴニョ



???「………」コソコソ…


14: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:07:05 ID:m7r

毛利探偵事務所

コナン「…よし、おっちゃんと蘭は部屋にいねぇな」キョロキョロ

コナン「おっちゃんのカレーにはこのカプセル、蘭のカレーにはこのカプセルを混ぜて…と」ポトッ ポトッ

コナン「くくくっ…おっちゃんと蘭の反応が楽しみだぜ!」


16: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:08:05 ID:m7r

蘭「…コナンくーん!お父さん!ご飯よー!」

小五郎「お、今日はカレーか」

コナン「やったー!ボク、カレー大好き!(さぁ、早くカレーを食え!)」ワクワク

蘭「いただきます!…よかった!カレー、良くできてるわ!」モグモグ

小五郎「なかなかうめぇな。だが、もっと辛いほうが俺好みなんだけどな」モグモグ

蘭「コナンくんにあわせて甘口にしたの。それに、わたしもあんまり辛いの食べられないし」モグモグ

小五郎「ったく!ボウズに合わせたのかよ…どうりで甘いわけだ…ん?」モグモグ


18: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:09:09 ID:m7r

コナン「!(きたな!)」ニヤリ

蘭「どうしたの?お父さん」モグモグ

小五郎「ら、蘭…お前、角が生えてきてるぞ!肌も白黒の斑に!」ガタン!

蘭「えっ!?嘘っ、またぁ!?…こ、今度は角が二本生えてる!お、お父さんも!」サワサワ

小五郎「おわっ!体から毛が生えてきた!爪も伸びてきやがったぞ!?」ワサワサワサ シャキン!

蘭「耳も伸びて…尻尾まで生えてきたわ!」シュルリ

蘭「ど、どうして?カプセルの効果は解毒薬を飲んで消えたはず…まさか!コナンくん!?」


20: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:09:59 ID:m7r

コナン「そうだよ。ボクがカレーにカプセルを混ぜたんだ」ニヤニヤ

蘭「なんでそんなことしたのよ!」

コナン「サイも似合ってたけど、こっちのほうがもっと似合うと思ってね」ニヤリ

蘭「モー!コナンくん!…はっ!」

コナン「そう…蘭姉ちゃんのカレーに入れたカプセル、それには牛のDNAが入っているんだ」


21: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:10:28 ID:m7r

蘭(牛)「う、牛ぃ!?」モーモー

コナン「予想通り、よく似合ってるよ蘭姉ちゃん!」ニヤニヤ

蘭(牛)「モー!許さないだからコナンくん!お父さん!コナンくん捕まえて!」

小五郎「…めんどくせぇ」グデーン

蘭「ちょっと!お父さん、どうしたの!?」ユサユサ

コナン「おっちゃんにはナマケモノのDNAカプセルを混ぜたんだ。1日のほとんどを寝て過ごす動物だから、滅多なことじゃ動かないと思うよ」


22: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:11:25 ID:m7r

蘭(牛)「そ、そんな!」

コナン「まぁ、おっちゃんはいつもあんな感じだけどね」

小五郎(ナマケモノ)「…動きたくねぇ」ダラーン

蘭(牛)「解毒薬はあるの!?コナンくん!」

コナン「あるにはあるけど、隠しちゃった」ニヤニヤ

蘭(牛)「よこしなさい!」

コナン「やだよ。蘭姉ちゃんはそっちのほうが可愛いよ!」ニコッ


23: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:12:15 ID:m7r

蘭(牛)「かわ…!そ、そんなこと言ってもダメなんだから///」テレッ

コナン「本当だよ?おっぱいももっと大きくなったし!」

蘭(牛)「なっ!何言ってるのよ、コナンくん!///」

コナン「もし…蘭姉ちゃんのおっぱい、ボクの好きにさせてくれたら…解毒薬の場所、教えてあげてもいいよ?」

蘭(牛)「え…だ、ダメよ!ま、まだ新一にも触らせてないのに…///」ボソボソ


24: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:12:52 ID:m7r

コナン「…大丈夫だよ!ボクはまだ子供だし、新一兄ちゃんも許してくれるよ!(蘭…オレのために…)」

蘭(牛)「うっ…じ、じゃあ、ちょっとだけなら///(新一も…許してくれるよね?)」テレテレ

コナン「やったぁ!じゃあ、蘭姉ちゃんの部屋に行こう!」グイッ

蘭(牛)「わ、わかったわ(コナンくんもまだ小学生…きっとまだ甘えたい年頃なんだわ…私がお母さんの代わりをしてあげなくちゃ!)」

小五郎(ナマケモノ)「…だりぃ」ノベー


26: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:13:23 ID:m7r

蘭の部屋

コナン「蘭姉ちゃん…触るよ?」スッ フニッ

蘭(牛)「う、うん…いいよ?んっ!」ビクッ

コナン「う…うわぁ、柔らかい…(それにデケェ…前も大きい方だったが、100cm…いや、110cmはありそうだ)」モミモミ

蘭(牛)「あっ…あんっ、こ、コナンくん…ダメぇ///(こ、コナンくんの手…小さくてスベスベしてて気持ちいい…)」ピクッピクンッ


27: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:13:58 ID:m7r

コナン「じゃあ蘭姉ちゃん…服、脱いで?」

蘭(牛)「ふ、服も脱ぐの!?」

コナン「だめぇ?」ウルウル

蘭(牛)「う…わかったわよ、脱ぐわ」ヌギヌギ ボヨンッ

コナン「す、すごい…!(脱ぐとまた一段と大きく見えるな…)」ゴクリ


28: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:14:37 ID:m7r

蘭(牛)「こ、コナンくん…どうぞ?」プルンッ

コナン「いくよ?蘭姉ちゃん」グニュウ

蘭(牛)「!?ああんっ!」ビクンッ

コナン「肌がスベスベだし、フニフニしててスゴく気持ちいいよ蘭姉ちゃん!(スゲェ…胸に指が呑み込まれる!)」ズブズブ グニュグニュ

蘭(牛)「ひゃあ!あはぁ!こ、コナンくん!激しすぎ…ふあぁん!」ビクッビクンッ プシャッ!

コナン「え?」ピチャチャッ!


29: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:15:20 ID:m7r

蘭(牛)「!?な、なんで!?なんで母乳が!」タラァー

コナン「それは…きっと牛のDNAのせいだよ。だから母乳が出るようになったんだ」ペロッ

蘭(牛)「うぅ…ぼ、母乳が出るなんて…」

コナン「美味しいよ?蘭姉ちゃんの母乳…もっと飲ませてっ!」パクッ!

蘭(牛)「うひゃあ!ち、ちょっと!コナンくん!」アタフタ

コナン「ん…れろっ…ちゅぱっ…」チューチュー

蘭(牛)「ダメ…す、吸わないでぇ…///」ピクンッ


30: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:16:11 ID:m7r

コナン「甘い…すごく甘いよ…(まさか蘭と授乳プレイができるなんてな…吸えば吸うほど出てくる)」チュウチュウ

蘭(牛)「んっ…///んくっ…///あっ…///(こ、コナンくん、おっぱいにしゃぶりついて…よっぽどひと恋しかったのね)」ピクッピクッ

コナン「ねぇねぇ蘭姉ちゃん、モーって鳴いてよ」レロレロ

蘭(牛)「!?い…イヤよコナンくん!そんな牛みたいな…!」


31: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:16:44 ID:m7r

コナン「だって、蘭姉ちゃんは今牛でしょ?そんなこというんだったら…こうだ!」カリッ

蘭(牛)「っつ!ち、乳首を噛むのはやめてぇ!///か、感じるからぁ///」ビクッビクンッ

コナン「モーって言う?」カリッ

蘭(牛)「言うから!言うから噛まないでぇ///」ビクッ

コナン「じゃあ言って?」

蘭(牛)「も…モー///」カァァァッ


32: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:17:25 ID:m7r

コナン「牛はもっと大きな声で鳴くんだよ?」

蘭(牛)「うぅぅ…は、恥ずかしいよぉ///」モジモジ

コナン「…あーん」カパァッ

蘭(牛)「!?や、やめて!も、モォー!モォー!」モーモー

コナン「すごいよ蘭姉ちゃん!牛そっくりだ!」

蘭(牛)「そ、そうかしら…///」


33: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:18:14 ID:m7r

コナン「蘭姉ちゃんは牛なんだから、もっと牛乳が出るよね?ボクが出してあげる!」モミモミ ギュッギュッ

蘭(牛)「こ、コナンくん!おっぱい搾らないで///出ちゃう!母乳出ちゃうよぉ///あぁん///」ピュッピュッ!

コナン「蘭姉ちゃん…牛はしゃべらないよ?鳴くんだよ?」ギュッギュッ!

蘭(牛)「ひぃっ!鳴く!鳴くからコナンくん!そんなに強く揉まないで!モォー!モォー!」ピュッピュッ!


34: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:18:53 ID:m7r

コナン「そうそう、それでこそ牛だよ?」グニュグニュ

蘭(牛)「モォー///モォー///(あたし…本物の牛みたい…///)」ゾクゾクゥ

コナン「このままずっと乳搾りしてあげるね?蘭姉ちゃん?」モミモミ

蘭(牛)「モォー///モォー///(このまま…コナンくんに、ずっと…///)」ジュンッ


35: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:19:37 ID:m7r

次の日

コナン「…いい?今日はおっちゃんと一緒に事務所にいるんだよ?服装は肌を出さない長袖長ズボン、角と耳を隠せる帽子をかぶること。人に見つかったら大変だからね」

蘭(牛)「わ、わかったわ」コクリ

コナン「ボクはちょっと外に出るから。ちゃんとお留守番出来たらご褒美にまた搾ってあげるね?」

蘭(牛)「う、うん///」カァァァッ

コナン「あれ?返事は?」

蘭(牛)「あ…モォー///」

コナン「良くできました。じゃ、行ってくるね!蘭姉ちゃん!」ニコッ


36: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:21:24 ID:m7r

阿笠の家に向かう途中

コナン「…予想通り、蘭に牛のDNAカプセルを飲ませたのは正解だったな。胸もでかくなったし、おまけに母乳まで出るようになるとは」テクテク

コナン「おっちゃんはナマケモノになってるから邪魔者はいないし…しばらくは授乳・搾乳プレイができるな」テクテク

コナン「ちょっとやり過ぎた気もするけど…まぁ、解毒薬飲ませれば元に戻るだろ…ん?」ピタッ

コナン「…博士の家にパトカーが…なにかあったのか?」タタタッ


37: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:22:12 ID:m7r

阿笠の家

コナン「どうしたんだ!?博士!」ガチャン

阿笠「!?おお、新一か!大変なんじゃ!」アタフタ

コナン「お、落ち着けよ博士!一体何があったんだ!」

阿笠「それが…DNAカプセルが幾つか盗まれてしまったんじゃ!」

コナン「な、なんだって!」


38: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:23:06 ID:m7r

阿笠「物が物何でな…ワシらのことをよく知ってる、佐藤刑事と高木刑事に捜査を依頼したんじゃ」

コナン「灰原はどうした?」

阿笠「哀くんは自分の部屋にこもっとる。猫娘の姿を見られる訳にはいかんからのう」

コナン「…ということは、佐藤刑事たちにはDNAカプセルのことは伝えてないのか?」

阿笠「ああ、とりあえず別の発明品が盗まれたことにしてある」

コナン「なんで言わないんだ?」


39: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:23:46 ID:m7r

阿笠「だって、こんなことを話しても二人に信じてもらえんじゃろ?カプセルをのんだら変身するなんてのう」

コナン「佐藤刑事たちなら大丈夫だよ。付き合いが長いからな、きっと信じてもらえるさ」

阿笠「そうかのぅ…どうやって信じてもらうつもりなんじゃ?」

コナン「本当のことを話して、佐藤刑事たちの目の前でオレが赤い薬を飲んで犬に変身するんだよ」

阿笠「なるほどな、確かに…それなら信じてもらえるじゃろうな。ではさっそく佐藤刑事たちの所へ行くぞい!」

コナン「佐藤刑事たちはどこにいるんだ?」

阿笠「DNAカプセルの置いてあるワシの研究室じゃ」


40: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:24:21 ID:m7r

阿笠の研究室

コナン「…おーい!佐藤刑事!高木刑事!」タタタッ

佐藤「あら、コナンくん」

高木「どうしてここに?」

コナン「ちょっと話したいことがあって…」

コナン説明中…


41: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:24:55 ID:m7r

佐藤「…にわかには信じられないわね。本当なのかしら?阿笠博士」

阿笠「ああ、今のコナンくんの話こそが本当のことじゃよ」

高木「ありえませんよ、カプセルを飲むと変身するなんて…まるでファンタジーの世界ですよ!」

コナン「証拠に、ボクが今からこの赤い薬を飲むから、それで犬に変身したら信じてね?」パクッ ゴクリ

ワサワサワサ…

コナン(犬)「…どう?犬になったでしょ?」パタパタ


42: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:25:39 ID:m7r

佐藤「…どうやら本当のようね。犬…というより人間ベースの犬…獣人って感じね」マジマジ

高木「体毛も生えて耳も伸びて…おまけに尻尾まで生えてますね…」シゲシゲ

佐藤「…信じるわ、阿笠博士とコナンくんの話。高木くんは?」

高木「ぼ、僕も信じます!疑いようがありませんから!」


43: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:26:18 ID:m7r

佐藤「それでは…本題に入りましょう。そのDNAカプセル、どんなのが盗まれたのかしら?」

阿笠「そうじゃな…主に熊、蛇、鴉、ゴリラ、ライオン、虎など…どれも凶暴で危険な物ばかりじゃな。」

佐藤「あえて危険で凶暴なものを選んで盗んだってことね」

阿笠「そのようじゃ。ただ、そのなかでも一番不味いものが盗まれてしまったんじゃ…」

高木「不味いもの?なんですか、それは?」


44: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:27:05 ID:m7r

阿笠「Xマークのついたケースじゃ…あれだけは本当に危険なんじゃ」

コナン(犬)「昨日もそんなこと言ってたね…博士、カプセルの中身はいったいなんだったの?」

阿笠「…あれは数々の生物のDNAを組み合わせ、強化し、恐らく地球上でどの生物よりも強く強靭なDNA…いわゆる合成獣、キメラじゃ。あのXマークのケースにはキメラカプセルが入っていたんじゃよ」

佐藤「キメラカプセル…なんでそんなものを?」

阿笠「ワシは科学者じゃ…どれだけ強いDNAを作れるか追及したかったんじゃよ。それがまさか…あんなことになるとは」

高木「…何があったんですか?阿笠博士」


45: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:27:34 ID:m7r

阿笠「…あれはキメラカプセルが完成し、地下の実験室で試験的にマウスに投与して経過観察をしてたんじゃ…様々な耐久実験をしてな。薬物、熱、真空、寒さ、放射線…考えられる限りの実験をしたんじゃ」

阿笠「結果はどれも地球上の生物のはるか上を行くものじゃった…もちろん、身体能力・回復力も桁違いじゃったよ。環境適応能力、変身能力までも備えていた…」

阿笠「ただ…問題があった。投与したマウスの理性が崩壊して凶暴化、いや狂暴化してしまったんじゃよ」

阿笠「なので投与したマウスは鉄のケージに入れ、他のマウスや動物とは別にしておいたんじゃ」


46: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:28:13 ID:m7r

阿笠「…だが次の日、実験室の監視カメラをみると、投与されたマウスは鉄のケージを破壊してほかのマウスや動物の入ったケージを片っ端から壊しておったんじゃ」

阿笠「よくよくみるとオスは食い殺し、メスには種付けしておった。狂暴化…というよりは本能が極限まで高まるんじゃろうな。食欲、性欲、睡眠欲…」

阿笠「ワシは血まみれの実験室を見て思ったんじゃよ…これは危険すぎるとな」


47: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:28:48 ID:m7r

阿笠「すぐに実験室にある殺菌装置、もとい火炎放射装置で実験室を焼き払った。しかし、キメラマウスは表皮が焼かれて弱るものの、死んだわけではなかった」

阿笠「さらに弱っているうちに解毒薬を投与したが、DNAは消えなかった…あまりにもDNAが強すぎて解毒薬が効かなかったんじゃ」

阿笠「最終的には高温に熱して溶けた鉄の中に落として始末した…流石にキメラDNAとはいえど、千度を越える液体の中では回復・再生も追い付かなかったんじゃ」

阿笠「…それからワシはキメラDNAの開発を中止し、キメラカプセルを封印したんじゃ」


48: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:29:36 ID:m7r

佐藤「…なんてはた迷惑な研究をしてくれたんですか阿笠博士!」

高木「どうしてすぐにカプセルを処分しなかったんですか!?」

阿笠「確かに危険すぎる物を造ってしまった…じゃがワシの念願じゃった最強のDNAをやっと造れたんじゃ。結果はどうあれ、研究成果を全てを無かったことにするのはワシにはどうしても出来なかったんじゃよ」

コナン(犬)「…それにしたって、あんな目につくような所に置かなくてもいいんじゃない?」

阿笠「うっ!…そ、それはまぁ、その通りじゃが…」ダラダラ


49: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:30:15 ID:m7r

佐藤「どうするんですか!もうケースを開けられてしまっているかもしれないんですよ!?」

阿笠「それなら心配いらん。あのケースはワシが独自に開発した特殊な合金と強化プラスチックを合わせたもので出来ておる。凄まじい強度と様々なものに対する耐久力を備えておるからな、破壊はまず不可能じゃ」

高木「じゃあ、どうやって開けるんですか?」

阿笠「10桁の暗証番号で開ける仕組みになっておる。パスワードはワシの頭の中にしかないからな、盗んでいった奴等には絶対に開錠出来んよ」


50: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:30:51 ID:m7r

高木「…なにか発信器の様なものはつけていなかったんですか?」

阿笠「ワシの作ったケースは磁力を発していて電波を撹乱してしまうんじゃ。だからつけられなかったんじゃよ」

佐藤「…といことは犯人はパスワードを聞き出すために、阿笠博士に接触しようとしてくる可能性が高いわね」

阿笠「そうじゃな。犯人の目的があのケースの中身だったとしたら、今後恐らく、ワシに開けるように迫ってくるじゃろう」


51: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:31:39 ID:m7r

高木「なにか犯人に心当たりはないんですか?」

阿笠「いや、特にはないのう。DNAカプセルを初めて他人に見せたのは昨日じゃ。それまでは誰にも話してないぞい」

佐藤「もしかしたら、盗聴機や隠しカメラが仕掛けられていて研究を盗み見されていたのかもしれないわ」

阿笠「あまり考えられんのう。ワシの家は高度なセキュリティシステムがあるから、赤の他人が無断で侵入しようものなら即警報が鳴るはずじゃ」

高木「だとしたら、阿笠博士の家に侵入した犯人はかなり高度な技術を持った人物になりますね」


52: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:32:12 ID:m7r

阿笠「そうなるのう…昨日の侵入の時には警報がならなかったからな。犯人はよほどスキルの高い人間か、この家のセキュリティに熟知した人間じゃろう」

佐藤「とするとあと考えられるのは…知人、身内の犯行ね」

阿笠「バカな!ありえんよ。こんなことをする人間はワシの知り合いにはおらん」

高木「そうでしょうね…」


53: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:32:48 ID:m7r

コナン(犬)「…そういえばあの時、光彦が最初に気付いたんだよな。Xマークのケースに」ボソボソ

阿笠「ああ…そういえばそうじゃったな」ボソボソ

コナン(犬)「もしかしたら…」ボソボソ

阿笠「そんなことあるわけないじゃろ。ちょっと賢いとはいえ…光彦くんは小学生じゃぞ?いくらなんでも、こんなことはせんよ」ボソボソ

コナン(犬)「…そうか、オレの考えすぎか」ボソボソ

阿笠「そうじゃよ、ただの考えすぎじゃ。そんなことはありえんよ」ボソボソ


54: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:33:33 ID:m7r

佐藤「ちなみに阿笠博士、Xマークのケースに入ったキメラカプセル…いくつあるんですか?」

阿笠「キメラカプセルは全部で5つある…それぞれタイプが違うんじゃ」

阿笠「1つめは陸上動物のDNAを混合したもの…身体能力が上昇し、パワー、スピードともに全生物の中でも最強じゃ」

阿笠「2つめは海水生物のDNAを混合したもの…水中での遊泳速度は海水生物最速の時速150km、さらに取り込んだ水分を弾丸並みの速度で高圧噴射するテッポウウオの能力を備えとる」

阿笠「3つめは植物のDNAを混合したもの…光合成により食事を摂らなくても生存可能になり、体内で数十種類の毒素を生成、触手の先についた針で獲物に注入して弱ったところを絞め殺すんじゃ」

阿笠「4つめは蟲のDNAを混合したもの…サソリの毒や蜘蛛の糸など、様々な昆虫の特性を持ち合わせておる。さらに、体を覆う外骨格の強度は鉄の強度に匹敵する硬さじゃ」

阿笠「5つめは爬虫類のDNAを混合したもの…カメレオンより遥かに優れた擬態能力をもち、周囲に一度同化すると目視で見付けるのはほぼ不可能じゃ。さらに、トカゲの数百倍の再生能力も備えており、腕や脚が切り落とされても数時間で再生するんじゃ」

阿笠「これらのキメラDNAはそれぞれの種族の最上位のDNAゆえ、陸王、海王、植王、蟲王、爬王…と、ワシは名付けたんじゃ」


55: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:34:06 ID:m7r

コナン(犬)「(マジかよ…)」

阿笠「どのキメラカプセルもマウスに投与して実験したが、ことごとく狂暴化してな。どうやら強力なキメラDNAに自我が耐えられんらしい」

佐藤「まるで生物兵器ね…」

高木「と、とても信じられない…」

阿笠「ワシもやり過ぎてしまったと思っとる…じゃが、あのケースに入っている限り飲めはせんから心配いらんよ」


56: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:35:07 ID:m7r

佐藤「…とりあえず、盗まれた物の話はここまでにしましょう。阿笠博士、昨日の夜はなにか変わったことや、物音は聞きませんでしたか?」

阿笠「いいや…特には。ワシの部屋は研究室から少し離れているからのう」

高木「そうですか…僕たちも家の中をくまなく調べたんですが、これといった痕跡もなく…」

阿笠「そうか…やはりプロの仕業かのぅ」

佐藤「ええ、恐らく。私たちだけではこれ以上の捜査は難しいですね…鑑識を連れてこないと」

高木「そうですね。また後日、改めて鑑識を連れて捜査しましょう」

阿笠「…わかった」


57: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:35:36 ID:m7r

阿笠「…二人とも帰ったのう、新一」

コナン(犬)「博士…オレ、ちょっと灰原の部屋に行ってくる」

阿笠「あ、ああ…わかったぞい」


58: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:36:30 ID:m7r

灰原の部屋

コナン(犬)「灰原、入るぞ?」ガチャン

灰原(猫)「にゃーにゃー」パシッ コロコロ パシッ コロコロ

コナン(犬)「…ボール転がしてて楽しいか?」

灰原(猫)「っつ!く、工藤くん!?」ハッ

コナン(犬)「灰原…お前、まだ猫のままだったのか」

灰原(猫 )「く、工藤くんこそ犬になってるじゃない!」アタフタ


59: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:37:07 ID:m7r

コナン(犬)「オレは佐藤刑事と高木刑事にDNAカプセルのことを信じてもらうために、また犬になったんだよ」

灰原(猫)「そ、そうなの?…でも部屋に入るときはノックぐらいしなさいよ///」カァァァッ

コナン(犬)「ああ、悪い。…便利なのか?その体」

灰原(猫)「え、ええ…結構便利なのよ?暗いところはよく見えるし…佐藤刑事と高木刑事は帰ったのかしら?」

コナン(犬)「ああ。…灰原、お前は昨日の夜、家の中に誰か侵入したのを見てないのか?」

灰原(猫)「残業ながら見ていないわ。猫の夜行性で夜起きてはいたけど、ずっと自分の部屋にいたから」


60: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:37:39 ID:m7r

コナン(犬)「そうか…だが、オレは犯人の目星がついたぜ」

灰原(猫)「な、なんですって!?いったい誰なの!?」

コナン(犬)「オレは研究室で赤い薬を飲んで犬になったんだ。そうしたら犬の特性で嗅覚が鋭くなってな…ほんの僅かだったが、嗅いだことのある匂いがしたんだ」

灰原(猫)「どんな匂いだったの?」


61: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:38:06 ID:m7r

コナン(犬)「…ゴロワーズ、煙草の匂いだ」

灰原(猫)「ゴロワーズって…ジンが吸ってる煙草じゃない!」

コナン(犬)「そうだ。多分、ジンが研究室に忍び込んでDNAカプセルを盗んでいったんだ。ヤツなら忍び込むのはわけないはずだ」

灰原(猫)「じゃ、じゃあ…黒の組織が関わっているっていうの!?」

コナン(犬)「恐らくな…」


62: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:38:44 ID:m7r

灰原(猫)「…でも、博士のセキュリティシステムはかなり厳重よ。ジンでもそうやすやすとは突破出来ないはず…」

コナン(犬)「もしかしたら…オレたちの中に黒の組織の一員がいるのかもしれねぇ。家の中からセキュリティの甘い所をジンに教えれば、侵入はそう難しくはないだろ」

灰原(猫)「そんな…私たちのなかに、組織の一員がいるなんて…」

コナン(犬)「あくまで可能性があるって言っただけだ。本当にいるとは言ってねぇ」


63: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)11:39:09 ID:m7r

灰原(猫)「そ、そうね…」

コナン(犬)「もうそろそろ暗くなってきた…オレも事務所に帰らねぇと。そういうわけだから灰原、戸締まりをしっかりして用心しろよ。博士にもそう伝えておいてくれ」

灰原(猫)「わかったわ。工藤くんも気をつけて帰ってね」

コナン(犬)「おう」


68: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)12:29:33 ID:m7r

毛利探偵事務所

コナン(犬)「ただいまー!(よかった…暗くて人通りも少なかったから、バレずにすんだぜ)」ガチャン

蘭(牛)「あっコナンくん!お帰り!…なんで犬に?」

コナン(犬 )「ちょっといろいろあってね。今日はなにかあった?蘭姉ちゃん」

蘭(牛)「さっき園子から電話があって、あたしとコナンくんに明日パーティーに来ない?だって」

コナン(犬)「パーティー?どんな?」


69: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)12:30:07 ID:m7r

蘭(牛)「仮装パーティーだって言ってたわ。だから、DNAカプセルを飲んでも大丈夫だって」

コナン(犬)「そうなんだ…他の人は来るの?」

蘭(牛)「ええ、昨日博士の家にいた全員を招待するみたいよ?あとは私たちだけだって」

コナン(犬)「そっか…じゃあ、行ってみようかな」

蘭(牛)「わかったわ。じゃあ園子にパーティーに出席するって電話するね」

蘭(牛)「…園子に電話したら、明日の朝に車を寄越してくれるって。だから、人目につくことはないって言ってたわ。だけど…」

コナン(犬)「だけど?」


70: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)12:30:43 ID:m7r

蘭(牛)「かなり遠い場所でパーティーをするみたいで、2、3日泊まるみたいなのよ…お父さんどうしようか…」

コナン(犬 )「大丈夫だよ。ナマケモノはほとんど動かないからエネルギーを使わないんだ。だから、数日間は食べなくても平気だよ?」

蘭(牛)「そ、そうなの?…でも一応、飲み物と食べ物は用意しておこうっと」

コナン(犬)「それより蘭姉ちゃん…おっぱい、苦しくない?」ニコッ


71: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)12:31:21 ID:m7r

蘭(牛)「え、ええ。なんか、胸が張っちゃって…」グイッ

コナン(犬)「また母乳が溜まってきたんだよ。今日はちゃっとお留守番できたみたいだから、ボクが搾ってあげるね?」

蘭(牛)「う…うんっ///」コクリ

コナン(犬 )「あれ?返事はなんだっけ?」


72: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)12:31:48 ID:m7r

蘭(牛)「あっ!…モォーモォー///」カァァァッ

コナン(犬)「そうだよね?蘭姉ちゃんは牛なんだから、モォーモォーって鳴かなくちゃ!それじゃあ、蘭姉ちゃんの部屋に行こうか!」グイッ

蘭(牛)「モォー///モォー///」コクッ

小五郎(ナマケモノ)「眠みぃ…」グダーン


73: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)12:32:35 ID:m7r

コナンは蘭と一緒に蘭の部屋に入り、1時間に渡り蘭の胸を揉みしだき、舐め回し、吸い付き、母乳を搾り出した
コナンは蘭に一切喋ることを禁じ、快感の声を全て牛の鳴き声にすることを強いた
蘭は次第にコナンに対する母性よりも、コナンに牛として扱われ、支配されることに快感を覚えるようになっていった…

コナン(犬)「ちゅうちゅう…ぷはぁっ!スゴいね蘭姉ちゃん!出しても出しても母乳が出てくるよ?おっぱい吸われるの気持ちいい?」チューチュー

蘭(牛)「もっ、モォー///んっ、モォー///(こ、コナンくんにおっぱい搾られるの気持ちいいのぉ///私…本当にコナンくんの牛になっちゃいそう///)」ビクッビクンッ ピューピュー



その頃…


74: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:00:22 ID:m7r

黒の組織 アジト

チュイイイイイイイインッ! ガガガガガガッ!バキンッ!

ウォッカ(?)「おわっ!あ、危ねぇ!」

ジン(?)「ちっ…駄目だ、ドリルが折れちまってる」

???「…どうですか?ケースは。開けられましたか?」スタスタ


75: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:01:09 ID:m7r

ウォッカ(?)「!?ぼ、ボスッ!」ガタッ

ジン(?)「いや、ダメですボス。斧やハンマー、酸、電ノコ、電機ドリル、その他もろもろで試しましたが…全部オシャカです、傷1つ入りません。このケース、一体何で出来てるんだか…」

???「そうですか…やはりパスワードがないと開きませんか」

ジン(?)「…どうやら、そのようです」

ウォッカ(?)「中身は一体…何のDNAカプセルが入ってるんですかね?」

???「阿笠博士いわく、少々危険なカプセルらしいですが…あの時の阿笠博士の反応からして、かなり強力なDNAカプセルであることは確かでしょう」


76: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:01:51 ID:m7r

???「もう既に組織の組員にはDNAカプセルを投与済み…あとはそのケースの中にあるDNAカプセルを手に入れれば…」

ジン(?)「我々の組織の前に敵はいないでしょう、ボス」

???「その通り。だから何としてもそのケースの中にあるDNAカプセルが必要なんですよ!…丁度いいところに先程、鈴木園子からパーティーの招待がありました。どうやら阿笠博士も出席するようです」

ウォッカ(?)「パーティーに出席した阿笠博士からパスワードを聞き出すんですか?一人のところを締め上げた方が手っ取り早いんじゃ…」


77: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:02:28 ID:m7r

???「いや、阿笠博士だけでは本当のことを言わないでしょう。人質をとって脅さなければ正しいパスワードは聞き出せません」

???「それに、このパーティーはかなり大規模なもののようです。恐らく、テレビにも映るでしょう」

ウォッカ(?)「テレビに映るんですか!?余計にやりにくいじゃないですか!」

ジン(?)「バカだな…俺たちの圧倒的な力をテレビを通して全世界に知らしめれば、俺たちを邪魔しようとする無謀な組織はいなくなる」

???「そう…更に、世界各地に傭兵として組員を送ることで利益を得る…ようは世界中に向けてのデモンストレーションなんですよ、これは」


78: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:03:03 ID:m7r

ウォッカ(?)「な、なるほど…でも、俺たちかなり目立ちますよ?」

???「それなら心配ありません。このパーティーは仮装パーティーなので、多少の変化はバレませんよ」

???「それと…明日は鈴木園子が車を寄越すそうなので、もう家に帰ります…あなたたちはパーティー襲撃の準備をしておいて下さい。他の組員にも伝えておきなさい」


79: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:03:26 ID:m7r

ウォッカ(?)「へいっ!ボス!」

ジン(?)「はい。かしこまりました」

???「あ、そのケースを持ってくるのを忘れないで下さいね。それが一番重要なものなんですから…パーティー会場に着いたら、その後の動きは携帯で指示しますので、待機していて下さい」

ジン「わかりました、ボス」

???「ふふふ…パーティーが待ち遠しいですねぇ…」ニヤリ


80: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:03:53 ID:m7r

次の日の朝、各家に園子から送迎用の車が到着し、コナンたちを乗せて空港に向かった

空港で自家用飛行機に乗り換え、パーティー会場の場所へと飛び立った…


81: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:04:19 ID:m7r

鈴木財閥邸

コナン(犬)「や、やっと着いた…」グッタリ

蘭(牛)「パーティーの場所って…園子の家だったのね」

園子「そうよ?言わなかったかしら?まぁ、別荘なんだけどね。それより、なんで二人とももう変身してるのかしら?」

蘭(牛)「そ、それが…」ハッ!

コナン(犬)「……」ジッ…

蘭(牛)「ち、ちょっといろいろあって…」アタフタ

園子「ふーん…まぁ、いいけど。とりあえず家に入りましょ?みんなも来てちょうだい」スタスタ


82: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:04:57 ID:m7r

鈴木財閥邸 玄関

世良「凄い大きさの家だな…東京ドームがまるまる入りそうだ」

元太「すげー!かっけー!…園子姉ちゃん、あのでっかい銅像はなんなんだ?」

園子「ああ…あれは鈴木家に代々伝わる、慈愛の女神像よ。あの銅像が災いから代々鈴木家を守ってきたと言われているわ」

蘭(牛)「へぇー、由緒ある銅像なのね」マジマジ

歩美「まるでビルみたいなお家ね!」

和葉「こんなところに泊まれるなんて…夢みたいや!」

服部「…よく見たらテレビ局の人間もいるな。パーティーを映すんか?」

阿笠「どうやらそのようじゃな」

灰原(猫)「有名人も何人か見たから、かなり大きいパーティーのようね」


83: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:05:41 ID:m7r

園子「この仮装パーティーは世界中の著名人を集めているの。それに、キッド様が予告状を出しているから、テレビ局がパーティーの様子を放送するのよ」

コナン(犬)「!?(怪盗キッドが!?)」

蘭(牛)「いったい何を狙っているの?」

園子「治郎吉叔父様が最近手に入れた、ピンクダイヤよ。なんでも、100億ぐらいしたらしいわ」

コナン(犬)「ひゃ…」ボーゼン

蘭(牛)「100億…」ボーゼン


84: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:06:07 ID:m7r

園子「…そんなことより、これから泊まる部屋の鍵を渡すわね。部屋は男女別れてもらうわ。男子たちは15階のこの部屋を使って?私たち女子はこっちの部屋よ」チャリン

園子「今は6時か…パーティーは夜9時から、最上階の大広間で行われるから、それまでは自由に行動してもらって構わないわ。それじゃあ解散!」

ハーイ!ワイワイ…

元太「…おーい光彦!なにやってんだ!置いてっちまうぞ!?」

光彦「…ええ、直ぐに行きますよ。元太くん…」


85: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:07:05 ID:m7r

男子部屋

元太「おおおっ!スゲェ眺めだ!だけど、今日は嵐がきてるんだよな…雷もなってるし」ピシャアッ!ゴロロロロロ…

阿笠「そりゃあ15階じゃからな眺めはいいじゃろ…最上階は40階だし、とても家とは思えん。下手なホテルより大きいぞい」

コナン(犬)「なんなんだ…なにか嫌な予感がするぜ…」

阿笠「どうしたんじゃ?怪盗キッドのことか?」

コナン(犬)「いや…キッドじゃねぇ。何か別の、大変なことが起きる気がするんだ…」

阿笠「またか…気にしすぎじゃよ」

コナン(犬)「ただの気のせいならいいけどよ…そういえば、光彦と服部はどうした?」


86: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:07:37 ID:m7r

阿笠「光彦くんは少し周りを散歩してくるそうじゃ。とはいえ、この家は相当広いからのぅ…暫くは戻らんかもしれんな。ま、そのうち戻ってくるじゃろ。そして服部くんじゃが…」

服部(?)「よっ!戻ったで!」ガチャン

コナン(犬)「…なんだ?その格好は。侍か?」

服部(侍)「そうや!オレだけ何にも仮装するもんが無かったからな。鈴木園子に頼んで貸して貰ったんや!この刀なんて本物やぞ?凄いやろ!」

コナン(犬)「それって銃刀法違反…まぁ、大丈夫か。家の中だし」

阿笠「ワシも仮装せんとな。なんのDNAカプセルを飲もうかのう…」


87: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:08:42 ID:m7r

女子部屋

歩美「キレイなお部屋!お姫様の部屋みたい!」

灰原(猫)「部屋の広さもかなりあるわね。ゆったりしていて落ち着けるわ」ゴロゴロ

園子「そうかしら?気に入ってもらえたみたいで良かったわ」

和葉「凄い高さやな…しかし見晴らしはええんやが、天気が悪いのが残念やな」ピシャアッ!ゴロロロロロ!

蘭(牛)「仕方ないよ、たまたま嵐が来ちゃったんだから…そうだ園子、京極さんは来ないの?」

園子「来るんだけど、結構遠い所に試合に行ってるのよ。だから少し遅れて来るって言ってたわ」


88: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:09:20 ID:m7r

世良「…さっきから気になってたんだけど、なんで蘭ちゃん、牛になってるの?」

蘭(牛)「え!?そ、それは…その…こ、コナンくんにイタズラで牛のDNAカプセルを飲まされちゃって…」

世良「へー…コナンくんがねぇ。随分大きくなったね…おっぱい」グニッ

蘭(牛)「ひゃあ!せ、世良ちゃん///」ピクンッ

世良「いいなぁ…僕も欲しいなぁ、おっぱい」グニュグニュ


89: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:09:57 ID:m7r

蘭(牛)「あっ、あんっ!ちょ、ちょっと…揉まないで///」ピクンッピクンッ

世良「こんなにおっぱいが大きくなるんだったら、僕も牛のDNAカプセルを飲めば良かったよ」ムニムニ

蘭(牛)「せ、世良ちゃん…やめてぇ///」ビクッ

世良「うぅぅ…ただでさえ大きかったのに、もっと大きくなって…ズルい!」グニュウ!

蘭(牛)「っつ!モォー///」ビクビクンッ!

世良「?…もぉー?」

蘭(牛)「はっ!い、今のはその…」アタフタ


90: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:10:34 ID:m7r

園子「ちょっと二人とも!なにやってるのよ!歩美ちゃんたちがいるのよ!?」

蘭(牛)「あ…ご、ごめん」

世良「いいなぁ…羨ましいなぁ…僕にも少しぐらい…ぐすっ」イジイジ

和葉「アカン、世良ちゃんがいじけてしもうた…」

園子「そのうち元に戻るわよ。それより、もう少ししたらパーティーが始まるわ。みんな、赤い薬を飲んで変身しておいて!」


91: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:11:02 ID:m7r

鈴木財閥邸 配電設備

キッド(変装)「ここをこうして…と。よし、これでいい」

キッド(変装)「あとはスイッチを押すだけでプレーカーが落ちる…そのスキに仮面を盗み出す!」

キッド(変装)「でも…何かいつもと違う気がするな。パーティー客にも何人か怪しいのがいるし…」

キッド(変装)「…一応用心しとくか」


92: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:11:26 ID:m7r

男子トイレ

???「はい…もしもし」プルルル…

ジン(?)「ボス、こちらの準備はできました」

???「そうですか…では、パーティー中に合図したら出入り口を堅め、パーティーを襲撃してください」

ジン(?)「人質は取りますか?」

???「ええ、シェリー、阿笠博士、鈴木園子の三人を人質にとって下さい。あとら皆さんは配置につき、パーティー客が余計なことをしないように見張っていて下さい」


93: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:11:53 ID:m7r

ジン(?)「…どうやら怪盗キッドが予告状を出しているようです。どうしますか?」

???「恐らく、パーティー客の中に変装して盗み出すタイミングを図っているのでしょう。邪魔されても面倒なので、出てきて貰いましょう」

ジン(?)「分かりました」

???「…それでは、あと少しでパーティーが始まるので切りますよ」プチッ

???「さて…部屋に戻りますか」スクッ


94: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:12:26 ID:m7r

男子部屋

光彦「…只今戻りました」ガチャン

阿笠(?)「おお、光彦くん!何処におったんじゃ!もう少しでパーティーが始まってしまうぞ!」

光彦「す、すみません!余りに広くて迷子になってしまいまして…博士は何の仮装ですか??」

阿笠(アルマジロ)「ワシか?ワシはアルマジロじゃ!こんなDNAカプセルしか残ってなくてのう」


95: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:12:48 ID:m7r

光彦「そうなんですか…服部さんは?」

服部(侍)「オレは侍や!鈴木園子から一式借りたんや」

コナン(犬)「そんなことより光彦、もうすぐパーティー会場にいくぞ!赤い薬を飲んで変身しろ!」

光彦「は、はいっ!」


96: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:14:12 ID:m7r

女子部屋

園子(孔雀)「どう?ドレス、似合ってるかしら?」フリフリ

歩美(兎)「うんっ!すごく似合ってるよ!そのキレイな羽根にぴったり!」ピョンピョン

和葉(狐)「狐やったから巫女の服きてみたんやけど…どうやろか?」

蘭(牛)「かなり大人びた感じに見えていい感じよ和葉ちゃん。…私はちよっと胸が苦しくて」

世良(狼)「…ボクは?蘭ちゃん」ジトッ


97: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:14:41 ID:m7r

蘭(牛)「そ、その…凛々しくて、凄く格好いいわ!」アセアセ

世良(狼)「…くそぅ、ボクにもう少し胸があったら!…」ギリッ

和葉(狐)「ま、まあまあ!よう似合っとるで世良ちゃん!」

灰原(猫)「…もうそろそろパーティーが始まるわ。急ぎましょう」

園子(孔雀)「おっと、そうだったわ!みんな、行きましょうか!」


98: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:16:01 ID:m7r

鈴木財閥邸最上階 パーティー会場 夜9時

園子(孔雀)「ここが大広間、パーティー会場よ」

歩美(兎)「わー!ひろーい!」トタタタッ

蘭(牛)「…凄い広さね、体育館ぐらいありそう」

和葉(狐)「仮装したパーティー客も結構おるな、30人はいそうや」

世良(狼)「テレビカメラも数台あるね。怪盗キッドの予告状のためか…」

灰原(猫)「…江戸川くんたちはまだかしら」キョロキョロ


99: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:16:32 ID:m7r

コナン(犬)「…おーい!みんな!」ブンブン

蘭(牛)「あ!コナンくんたちだわ。どうしたのよ、遅かったじゃない」

阿笠(アルマジロ)「すまんのう、光彦くんがちょっと迷子になってな」

光彦(鼠)「すみません…余りに広くて…」

園子(孔雀)「まぁ、仕方ないわよ。確かに広いからね」


100: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:16:56 ID:m7r

灰原(猫)「博士は…アルマジロかしら?」

阿笠(アルマジロ )「そうじゃよ。因みに、ちゃんと丸くなることも出来るぞい」

和葉(狐)「平次はなんで侍なんや?DNAカプセル飲まなかったん?」

服部(侍)「もうあんなカプセル飲まんわ!侍かっこええやろ?」

和葉(狐)「まあ、似合っとるけど…」


101: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:17:28 ID:m7r

治郎吉「おお!みんなよくきたな!園子、仮装よく似合ってるぞ」

園子(孔雀)「あっ、治郎吉叔父様!」

治郎吉「今日こそ怪盗キッドを捕まえてやる…これを見てくれ!これがピンクダイヤじゃ!」

園子(孔雀)「いつ見ても美しいピンク色ね」

治郎吉「そうじゃろ?これなら怪盗キッドを釣る餌には申し分ないダイヤじゃろ。これを強化プラスチックのケースに入れてキッドの魔の手から守るんじゃよ」

治郎吉「…もうそろそろパーティーが始まる。怪盗キッドめ、テレビを通して全世界に捕まる瞬間を放送してやるわい!」


102: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:17:52 ID:m7r

鈴木財閥邸 周辺

佐藤「凄い広さの庭ね…邸宅も、まるで高層ビルだわ」

高木「世界でも5本の指に入るぐらいの大財閥ですからね…」

目暮「だが困ったもんだ。鈴木治郎吉は怪盗キッドは自分で捕まえるといって、警察を中に入れん。これでは警護出来んぞ」

佐藤「仕方ありませんよ。いくら警察でも、鈴木財閥相手じゃ強く出れませんし。大人しく外で待機し、動きがあったら突入しましょう」

目暮「それでは遅いんだが…待つしかないか」


103: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:18:14 ID:m7r

夜の9時になり、パーティーは始まった。滞りなくパーティーは進み、怪盗キッドの予告時間である10時になるまで、残り5分となった


104: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:18:51 ID:m7r

コナン(犬)「(怪盗キッドの予告時間まであと5分か…オレの嫌な予感はキッドのものだったのか?それにしては、いつもと何か違う気が…)」クンクン…

スッ…

コナン(犬)「!?(い、今のは!一瞬だが、ゴロワーズの匂いが!今のすれ違ったヤツか!?ジンのヤツがパーティーに忍び込んでるのか!)」キョロキョロ

コナン(犬)「(まずい!灰原たちに伝えねぇと!)」ダッ!


105: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:19:33 ID:m7r

治郎吉「…それでは、みんな聞いてくれ!怪盗キッドの予告時間まで、残り2分となった!…キッドよ!予告時間にこの仮面を盗み出してみるがいい!出来るものならな!」

キッド(変装)「(あらまぁ、大きくでちゃって。ま、簡単に盗み出してやるさ!…それじゃ、まずはブレーカーを落としてっと)」スッ…

パァンッ!


106: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:20:01 ID:m7r

治郎吉「!?な、なんじゃ!今の音は!」

キッド(変装)「(銃声!?)」ピタッ

コナン(犬)「い、今の銃声は!」

ザワザワ ザワザワ…

ジン(鴉)「静かにしろ!騒いだら殺す!」パァンッ

ウォッカ(熊)「動くんじゃねぇ」パァンッ

治郎吉「な、なんじゃ!お前たちは!」


107: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:20:49 ID:m7r

ジン(鴉)「この建物は我々が占拠した。大人しくしていれば殺しはしねぇ」

治郎吉「なんじゃとお!?警備!警備はおらんか!」キョロキョロ

ウォッカ(熊)「警備の連中はみんなおねんね中だ。もっとも、重症だがな」

治郎吉「なにぃ!?…だが残念じゃったな、このパーティー客の中にも警備はいるんじゃ!二人まとめてやってしまえ!」

警備×5「うおおおお!」ドドドドッ


108: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:21:19 ID:m7r

ジン(鴉)「…全く、ふんっ!」バサッバサッ

治郎吉「な、なんと!羽が…飛びおった!」

ジン(鴉)「ウォッカ、やれ!」

ウォッカ(熊)「へい!アニキ!おらおらおらぁ!」ドカッバキッグシャッ

警備×5「ぐあああああっ!」ドシャアッ!

治郎吉「ば、バカな…屈強な警備5人を一人で…人間業とは思えん!」


109: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:21:49 ID:m7r

ジン(鴉)「理解できたか?俺たちの力を…これ以上犠牲者を出したくなかったら、余計なことはしないことだな」

治郎吉「くっ…狙いはなんじゃ!このダイヤか!?」

ジン(鴉)「いいや、違う。…これから俺が指示を出す。お前らは黙って言うことを聞け」

ジン(鴉)「いいか、よく聞け!…この中に怪盗キッドがいるハズだ!変装を解いて出てこい!さもなくばパーティー客を一人ずつ殺す!」

ウォッカ(熊)「妙な真似はするんじゃねぇぞ!少しでも変な動きをしたらぶちのめすからな!」


110: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:22:30 ID:m7r

治郎吉「な、なにを言っとる!キッドがいなかったらどうするんじゃ!」

ジン(鴉)「その時はその時だ。パーティー客には犠牲になってもらう…どうした怪盗キッド!客が死んでもいいのか!」カチャリ

キッド(変装)「…ちっ、しょうがねぇな…」ズルリ

キッド「オレが…怪盗キッドだ!」バッ!


111: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:22:55 ID:m7r

治郎吉「!?な、なんと!本当にパーティー客に紛れ込んでおったのか!」

ジン(鴉)「やはりいたか…怪盗キッド。お前の目的はあのピンクダイヤだろう?俺たちの目的は別にあるんでな…あのダイヤはお前にくれてやる」

キッド「…いらねぇよ。もう、そんな気分じゃねぇ」

ジン(鴉)「そうか…だったら大人しくしていろ。俺たちの邪魔をするようなら容赦なく殺すからな」


112: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:23:19 ID:m7r

鈴木財閥邸 周辺

佐藤「…なにか変ね」

高木「なにがですか?」

佐藤「さっきまで玄関を警護していた警備がいなくなってる…」

高木「トイレにでも行ってるんじゃないですか?」

佐藤「警備が3人も同時に?普通は順番にトイレにいって、最低一人は警護にあたるはずよ。それなのに…誰もいないなんておかしいわ」

目暮「確かに…そういえば、パーティーの様子をテレビに撮してるんだったな」

高木「そ、そうでした!僕の携帯で見れるので見てみます!」ピッピッピッ


113: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:23:45 ID:m7r

テレビ

アナウンサー「…臨時ニュースをお伝えします!先ほど、鈴木財閥邸が謎の組織に占拠されました!鈴木財閥邸で行われている仮装パーティーには怪盗キッドが予告状をだしておりましたが、どうやら怪盗キッドとは関係のない、別の組織がパーティーを襲ったようです!

アナウンサー「信じられないことに、犯人グループの一員はなんと空を飛び、もう一人は警備5人を軽々と倒してのけました!とても人間とは思えません!」

アナウンサー「犯人グループが要求しているものは怪盗キッドが狙っていたものではなく、なにか別のもののようです!」

アナウンサー「新たに情報が入り次第、お伝えします!…」


114: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:24:22 ID:m7r

高木「…まずいですよ!鈴木財閥邸が占拠されてます!」

佐藤「私たちが外から見張っていたけど、誰も鈴木財閥邸には入らなかった…始めから中に侵入されてたんだわ!」

目暮「はぁ…まったく、だから中に入れろと言ったのに!…すぐに本部に連絡して応援を呼ぶんだ!特殊部隊も要請しろ!」

高木「は、はいっ!」


115: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:24:43 ID:m7r

佐藤「目暮警部!私たちだけでも助けに行きましょう!」

目暮「いいや、ダメだ…犯人グループは何人いるか分からないし、どうやら人間離れしたした者もいるようだ…迂闊に近付けば我々まで人質になるかもしれん。応援が来るまで待機するんだ!」

佐藤「そ、それはそうですが…」

高木「本部に連絡したところ、あと数十分で到着するそうです!…それまで待ちましょう、佐藤さん」

佐藤「…わかったわ」


116: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:25:07 ID:m7r

目暮「…ん?なんだあれは!上を見てみろ!」

佐藤「あれは…飛行挺!?…屋上に着陸するわ!犯人グループの脱出に使うつもりね!」

目暮「高木くん!本部に急ぐよう伝え、ヘリを用意させろ!犯人グループが逃げてしまう!」

高木「わかりましまた!」


117: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:25:36 ID:m7r

鈴木財閥邸 パーティー会場

キッド「…それで?あんたらの狙いは…いったいなんなんだ?」

ジン(鴉)「黙っていろ怪盗キッド…今から俺が名前を呼んだヤツは前に出てこい!鈴木園子、灰原哀、阿笠博士!」

治郎吉「な!そ、園子は止めてくれ!わ…ワシが代わりになる…頼む!」

ジン(鴉)「いや!ダメだ!…どうした、早くこい!来なければ一人ずつ殺していくぞ!」


118: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:26:16 ID:m7r

園子(孔雀)「わ、わかったわよ!今行くわ!」スタスタ

灰原(猫)「…………」 スタスタ

阿笠(アルマジロ)「た、大変なことになったのう…」スタスタ

ジン(鴉)「よし…鈴木園子と阿笠博士は俺の方にこい、シェリーはウォッカの方に行け!」

ウォッカ(熊)「へへへ…随分可愛くなっちまったなぁ、シェリー」グイッ

灰原(猫)「っつ!ち、ちょっと!引っ張らないでよ!…それに、何故私がシェリーだと知っているの!?」

ウォッカ(熊)「ふふ、すぐにわかるぜ…シェリー」


119: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:26:54 ID:m7r

阿笠(アルマジロ)「な、何故ワシまで…狙いはなんじゃ!?」

園子(孔雀)「そうよ!早く要求を言いなさいよ!」

ジン(鴉)「俺たちの要求は…俺たちのボス、あの方が話してくださる」

灰原(猫)「あの方って…黒の組織のボスが、ここにいるの!?」

阿笠(アルマジロ)「い、いったい誰なんじゃ!?」


120: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:27:27 ID:m7r

???「…僕ですよ。僕が黒の組織のボスです」スタスタ

阿笠(アルマジロ)「キミは!…誰じゃ?会ったことがあるような、ないような…」

???「おや?気付きませんか…まぁ、無理もありません。さっきまで子供でしたからね…今は大人の体ですし」

阿笠(アルマジロ)「さ、さっきまで子供!?な、なにを言っとるんじゃ!」

灰原(猫)「…!!!そ、その顔のソバカスは!…」

阿笠(アルマジロ)「まさか…光彦くんか!?そ、そんなバカな!」


121: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:28:01 ID:m7r

光彦「そうです。あの子供の光彦です…アポトキシン4869を飲み、子供になって潜入してたんですよ。僕はほんの一部の人間にしか顔が割れていませんでしたし、それに…ジンやウォッカでは潜入は出来ませんしね」

灰原(猫)「…まだアポトキシン4869の解毒薬は出来てないはずよ」

光彦「いや…アポトキシン4869が出来たとき、組織の別の科学者が解毒薬の開発に成功していました。シェリーが阿笠博士の家に逃げ込んだとき、これはチャンスだと思いましてね?僕がわざわざ子供になって潜入したんですよ」

阿笠(アルマジロ)「な、何故ワシの家に…」


122: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:28:36 ID:m7r

光彦「…以前から阿笠博士の科学力は裏の世界でも有名でした…阿笠博士の開発した発明品を手に入れたいとは思っていましたが…阿笠博士の家は、博士自らが設計したセキュリティシステムで厳重に守られていて外から突破するのは困難…」

光彦「そこで僕が子供になり、阿笠博士に接触したシェリー、もとい灰原哀や小学生たちに混ざることで家に侵入することにしたんです」

光彦「しかし、そこで誤算がありました…なんと阿笠博士の家に組織で利用できるような発明品がなかったんです!強力で金になりそうな発明品が!」

光彦「さらに、阿笠博士の家から発明品が盗まれたとなれば、さらにセキュリティが厳しくなるのは必死…盗めるチャンスは一度だけでした。故に、使える発明品が開発されるまでただひたすら待ちました…」


123: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:29:11 ID:m7r

光彦「そしてついに!あなたはDNAカプセルを開発した…やっと利用できそうな発明品が出来たんですよ!さらに、Xマークのケースに触れたら明らかに阿笠博士の反応が変わった…この時、僕は計画を実行する事にしたんです」

光彦「僕が阿笠博士の家でセキュリティの甘いところを探しだし、その場所をジンに伝えて侵入させ、DNAカプセルと…そしてXマークのケースを盗ませました」

光彦「手に入れたDNAカプセルを組員に飲ませた結果、予想以上の成果が出ました。後はXマークのケースを開けるだけ…」

光彦「しかし、そこでも問題が起こりました。ケースを開錠することも…ケースを破壊することさえも出来なかったのです!」

光彦「…阿笠博士がここまで強固なケースに入れたんです、中身が強力なDNAカプセルであることは明白でした…ですからなんとしても開ける必要があったんですよ」


124: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:29:55 ID:m7r

阿笠(アルマジロ)「では、キミらの要求とは…まさか!」

光彦「そう…阿笠博士に、このXマークのケースを開けていただくことです」スッ

阿笠(アルマジロ)「だ、ダメじゃ!それだけは出来ん!」

光彦「いや、開けてもらいますよ?阿笠博士…何故僕がわざわざパーティー会場を襲撃したと思いますか?理由は2つ、ひとつは僕たちの力を世界に知らしめるため…もうひとつは!」シャッ!

園子(孔雀)「!?きゃあ!」

光彦「人質をとり、阿笠博士に暗証番号を吐かせるためです!」ピタッ!


125: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:30:28 ID:m7r

治郎吉「!?そ、園子ぉ!」ガタッ

ジン(鴉)「動くんじゃねぇ!」カチャッ!

治郎吉「う!…園子…」

阿笠(アルマジロ)「…た…例え人質を取ったとしても、そのDNAカプセルだけは渡さん!絶対にケースは開けん!」

光彦「おや、いいんですか?鈴木園子がどうなっても。…世界経済に大きな影響力を持つ鈴木財閥の令嬢が殺されたとあれば、株は大暴落…世界恐慌に発展することでしょう」

阿笠(アルマジロ)「くっ!」


126: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:30:55 ID:m7r

光彦「それに鈴木園子だけではありません…あなたが暗証番号を言わなければ、更に多くの人質に死んでもらうだけです」

阿笠(アルマジロ)「…この悪魔め!」

光彦「何とでも言いなさい…僕も我慢の限界が近いんです。早く言わないと、鈴木園子の体に傷がつきますよ?」グイッ

園子(孔雀)「ひいっ!い、いやぁ!」チクリ ツゥー…

阿笠(アルマジロ)「わ!わかった!言うから止めるんじゃ!」

光彦「では…暗証番号を教えて下さい」


127: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:31:22 ID:m7r

阿笠(アルマジロ)「…**********…じゃ」

光彦「**********ですね?」

阿笠(アルマジロ)「…そうじゃ」

光彦「**********…と」ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ…ガチャンッ!

光彦「ふふふ…ついに開きましたよ!ケースが!」パカッ!

光彦「中身のDNAカプセルは全部で5つ…ん?名前が書いてありますねぇ。陸王、海王、植王、蟲王、爬王…ですか」


128: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:32:14 ID:m7r

阿笠(アルマジロ)「…悪いことは言わん。止めたほうがいい。そのDNAカプセルは危険すぎるんじゃ…それはキメラカプセルといってな、とても扱える代物ではないんじゃよ」

光彦「むしろ好都合ですよ…僕は強力な力を手にできるDNAカプセルが欲しかったんです!…これを使って、僕の組織は無敵になる…そして、ゆくゆくは世界を手にいれます!」

ジン(鴉)「…わかった、伝えておく」プチッ

光彦「どうしました?ジン」

ジン(鴉)「脱出用の飛行挺が屋上に到着したようです」

光彦「そうですか。予定よりも早いですね…それでは、手土産にここにある金目のものを、いくつかいただきましょうか!」


129: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:32:41 ID:m7r

ジン(鴉)「わかりました。…お前ら!身に付けている金目のものをだせ!ウォッカ、シェリーは俺がみる…お前は回収に行け!」

ウォッカ(熊)「へいっ!アニキ!」


130: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:33:18 ID:m7r

コナン(犬 )「(まずいぜ…大変なことになっちまった!まさか光彦が黒の組織のボスだったとは…それにケースも開けられてキメラカプセルが奪われちまったし。どうするか…ん?)」チョンチョン

キッド「…………」パクパク

コナン(犬)「(おわっ!き、キッド!…そういえば、近くに居たんだった…何してんだ?口を動かして…)」

キッド「…………」パクパク

コナン(犬)「…わ、わかったぞ!読唇術だ!声に出さずに、口の動きで何かを伝えてるんだ!…なになに?合図したらブレーカーを落とすからパーティー客を逃がせ?…そんなこと出来るのか?キッド」パクパク

キッド「………」コクコク

コナン(犬)「(…わかった。歩美や元太にも伝えねぇと!…今ならウォッカたちの気がそれてるな。バッチを使って連絡を…)」カチッ


131: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:33:40 ID:m7r

コナン(犬)「…おい、聞こえるか…歩美、元太」ボソボソ

歩美(兎)「こ、コナンくん!み、光彦くんが!…」

元太(鰻)「コナン!光彦のやつが!…」

コナン(犬)「わかってる!わかってるから今は小さな声で話すぞ…犯人グループに気付かれないようにな」ボソボソ

歩美(兎)「う、うん」ボソボソ

元太(鰻)「わ、わかったぜ」ボソボソ


132: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:34:02 ID:m7r

コナン(犬)「よし…よく聞け。今からキッドが合図をしたらブレーカーを落として部屋が真っ暗になる。その内にパーティー客を誘導してこの大広間をでて、建物から脱出するんだ!…近くに誰かいるか?」ボソボソ

歩美(兎)「う、うん…蘭さんと世良さんがいる」ボソボソ

元太(鰻)「こっちには関西弁の二人がいるぜ!」ボソボソ

コナン(犬)「よし!じゃあ今の話を小さな声で伝えてくれ…犯人たちにバレないようにな!」ボソボソ

歩美(兎)「うん!まかせて!」ボソボソ

元太(鰻)「まかせとけ!」ボソボソ

コナン(犬)「頼んだそ!歩美、元太!」ボソボソ


133: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:34:46 ID:m7r

テレビ

アナウンサー「…臨時ニュースです!鈴木財閥邸を襲撃した犯人グループは先ほど、灰原哀さん、阿笠博士さん、鈴木園子さんの3人を人質にとった模様です!」

アナウンサー「特に鈴木園子さんは鈴木財閥のご令嬢としても有名であり、もし彼女の身に何かがあれば、鈴木財閥が経営する企業の株価は軒並み暴落することになるでしょう!」

アナウンサー「鈴木財閥は多くの大企業を経営しており、仮に株価が暴落すれば、世界恐慌にまで発展するとさえ言われております!」

アナウンサー「犯人グループのリーダーと思われる光彦と呼ばれる人物は信じられないことに、どうやら特殊な薬を飲んで子供の姿に変身し、小学校にも通っていたと言われております!」

アナウンサー「今現在、小学校に通っていたとされる家を家宅捜索したところ、中にはほとんど家具などはなく、生活していた形跡があまりないことが警察の調べでわかりました!どうやらこの家はダミーで、別の場所に本当の拠点があるようです!」

アナウンサー「犯人グループの目的はどうやら阿笠博士の所有していたケースを開けさせ、なかにあるカプセルを手にいれる事だったようです!目的を達成した今は、パーティー客の金品を集めている模様です!」

アナウンサー「…また新たな情報が入り次第お伝えします!」


134: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:35:19 ID:m7r

鈴木財閥邸 周辺

目暮「くそっ!遂に人質を取られたか…応援はまだ来ないのかね!高木くん!」イライラ

高木「そ、それが…応援はもうすぐ着くそうなんですが、ヘリは嵐のせいで飛ばせないようです!」

目暮「な、なんだと!それでは犯人グループに飛行挺で逃げられてしまう!」

佐藤「…もう待てません!私たちだけで突入しましょう!」

高木「む、無理ですよ佐藤さん!僕たち3人を含め、数人しか警察官がいないんですよ!」

佐藤「でも、これ以上救出が遅れれば人質が危険だわ!私たちだけでも行かないと!」

高木「それはそうですが…」


135: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:35:49 ID:m7r

???「…この建物に園子さんがいるんですか?」ヌッ…

目暮「!?うおっ!だ…誰だねキミは!」ビクッ!

???「申し遅れました、我が名は京極真…鈴木園子さんにパーティーに呼ばれた者です。遠い場所にいたために出席に間に合わず、今しがた着いたらどうやらパーティー会場に賊が現れたと聞きました」

高木「そ、そうなんだ!この建物は占拠されている…だから中には入っちゃダメだ!」

佐藤「(京極真…?何処かで聞いたような名前ね)」


136: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:36:33 ID:m7r

京極「いえ…そうはいきません。中にはいって園子さんを救出にいきます」

目暮「ダメだ!中に何人犯人がいるかもわからんし、第一相手は武装しとる!銃を持つ我々ならともかく、キミは丸腰だ!」

京極「ご心配なく…こう見えて自分は多少武道を心得ています。問題ありません」

高木「ぶ…武道でどうこうできるものじゃない!相手は銃を持っているばかりか、特殊なカプセルを飲んでいて普通じゃないんだ!」

京極「…以前怪盗キッドが園子さんを襲ったとき、自分は園子さんを守れなかった…今度こそ、自分で園子さんを助け出したいんです!」


137: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:37:08 ID:m7r

目暮「怪盗キッド?いつのことかはしらんが…民間人を危険にさらすわけにはいかん!許可出来ん!」

京極「…そうですか、では…ふんっっ!」バオッ!

ベコンッ!メキメキメキィッ!

目暮「うわっ!な、何をする!」

高木「ぱ…パトカーのボンネットが、踵落としで真っ二つに割れてる!」

京極「…これでも中には入れてくれませんか?」


138: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:37:36 ID:m7r

佐藤「…思い出したわ!あなた、空手の試合で400戦無敗の選手でしょ?確か、蹴撃の貴公子とか、孤高の拳聖とか言われたあの…」

目暮「な、なにぃ!?400戦無敗!?」

高木「あ!僕も思い出しましたよ!…署の同僚から聞いた話だと、周囲から至近距離で撃たれた数十発のBB弾を全て掴んだり、怪盗キッドが逃げた時には柱を蹴り砕いて追ったりと…冗談だと思っていたら、まさか本当だったとは…」

京極「ええ、全て事実です。ですから…自分が園子さんを助けにいくのを、どうか見逃していただきたい!」ガバッ!


139: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:38:03 ID:m7r

目暮「…キミの実力はわかったが、しかし…」

佐藤「…私たちも一緒に行きましょう警部!…我々が先陣をきり、京極くんにはアシストして貰うんです!彼は十分に戦力になりますよ!」

高木「そうですよ!状況は差し迫っています…これ以上は待てません!」

目暮「…わかった。京極くん…無茶はするなよ?」

京極「はいっ!有り難うございます!」


140: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:38:40 ID:m7r

目暮「…では、警察官たちは応援が来たときに対応してくれ。我々4人で救出に向かう。何かあったら無線か携帯で連絡をしてくれ」

警察官A「はいっ!」ビシッ

警察官B「かしこまりました!」ビシッ!

警察官C「お気をつけて!」ビシッ!


141: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:39:06 ID:m7r

目暮「それでは突入するが…窓はどうだ?佐藤くん」コソコソ

佐藤「無理ですね…強化・防弾ガラスで出来ているので割れません。…危険ですが、正面玄関から入るしかないですね」コソコソ

高木「見たところ誰もいないようですが…中に隠れている可能性が高いですね」コソコソ

京極「…自分が行きます。何かあったら、援護して下さい!」ダダダッ!

佐藤「ち、ちょっと!京極くん!」タタタッ

高木「ダメだ、行っちゃっ!」タタタッ

目暮「いかん!追うぞ!」タタタッ


142: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:39:46 ID:m7r

鈴木財閥邸 玄関

ダダダダダッ!

京極「はあっっっ!」ダンッ!

メリメリメリッ!ガッシャーン!

佐藤「走るのが速い!…それに助走をつけた飛び蹴りで飛び込むなんて!…無茶するわねあの子!」タタタッ

京極「ふっ!」スタッ

高木「しかもちゃんと着地してますし!」タタタッ

京極「ん?」ピクッ

目暮「!?京極くん!何か来るぞ、気を付けろ!」タタタッ


143: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:40:46 ID:m7r

組員(ライオン)「来たな!侵入者め、全員噛み殺してやる!」ダダダッ!

佐藤「!?な、なによあれ!四足歩行で走ってる!凄い速さだわ!」タタタッ

組員(虎)「まずはお前だ!メガネの男!」ダダダッ!

高木「二人いる!京極くん逃げるんだ!」タタタッ

目暮「ダメだ!もう間に合わん!佐藤くん、高木くん!撃つんだ!」スチャッ

京極「ふんっ!」バッ!


145: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)13:42:29 ID:m7r

組員(ライオン)「ガルルルルッ!…あ!?」

組員(虎)「ガアアアアッ!…と、跳びやが…!」

京極「はぁっっっ!」バッバッ!

ドカァッ!ベキィッ!

組員(ライオン)「ぐおぉっ!」ドシャッ!

組員(虎)「ぐあぁっ!」ドシャッ!

佐藤「凄い!…跳んでから顔面に一発ずつ蹴りを!」

高木「凄い身体能力だ…!」

目暮「…それより、犯人たちから情報をを聞き出すんだ!」


146: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:00:16 ID:m7r

組員(ライオン)「ぐおおおお…!うげっ!」ガシィッ! フワリ…

組員(虎)「ぐああああ…!うがっ!」ガシィッ!? フワリ…

京極「…聞きたいことがある」ミシミシ…

組員(ライオン)「(な、なんだコイツ!片手で俺達二人を!)」ギリギリ ジタバタ

組員(虎)「(首根っこ捕まえて持ち上げてやがる!化物か!)」ギリギリ ジタバタ

佐藤「だ、ダメよ京極くん!殺しちゃ!」

高木「やりすぎだよ!」


147: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:00:41 ID:m7r

京極「すみません…園子さんのことを思うと少々抑えが効かないもので。大丈夫です、死なない程度には加減してますから」

目暮「…これで加減してるのか」

京極「質問に答えろ…みんなは、園子さんは何処にいる」ミシミシ…

組員(ライオン)「だ…誰が言うか!」ギリギリ ジタバタ

組員(虎)「言ったら俺達が組織に消される!」ギリギリ ジタバタ

京極「…もう少し力を込めれば首の骨が折れそうなんだが、それでも言わないか?」ギロリ


148: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:01:15 ID:m7r

組員(ライオン)「…パーティー客たちは全員最上階の大広間にいる」ガタガタ

佐藤「大広間は…40階ね。犯人グループは全員で何人いるのかしら?」

組員(虎)「だ、だいたい15人ぐらいだ…その中には幹部クラスもいる。2、3人でチームをくんで各フロアを見廻りしているんだ」ガタガタ

高木「どのフロアにいるんだ?」

組員(ライオン)「この玄関と…10階、20階、30階、あとは最上階の大広間にいる…」

目暮「それだけわかれば充分だ。あとは縛り上げておこう」


149: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:01:39 ID:m7r

組員(ライオン)「んー!んー!」グルグル

組員(虎)「むー!むー!」グルグル

高木「…これでよし、と」パンパンッ

佐藤「それじゃあ、行きましょうか」

高木「エレベーターは…やめた方がいいですよね」

京極「そうですね。出入り口を待ち伏せされたら逃げられませんし、エレベーターを止められたら閉じ込められますしね」

佐藤「…となると」

高木「やはり…」ゴクリ…


150: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:02:14 ID:m7r

京極「そうですね。階段を使うしかありませんね」

目暮「40階まで階段か…体力がもつかどうか…」ハァ…

佐藤「…いったいどのくらいの高さなのかしら」

高木「おおよそですが…だいたい200mぐらいかと」

目暮「に…200mか…」ゴクリ…

京極「問題ありません。修行の時は富士山を山頂まで人をおんぶして走って一日5往復することもありましたから…もし走れなくなったようであれば、自分が担いでいきますよ」


151: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:02:46 ID:m7r

佐藤「ふ…富士山を山頂まで1日5往復って…」

高木「しかも人をおんぶしながら…」

目暮「…ホントに人か?キミは…」

京極「まごうことなき人間です。…それより急ぎましょう!園子さんが危ない!」ダダダッ

佐藤「そ、そうね!急ぎましょう!」タタタッ


153: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:03:21 ID:m7r

鈴木財閥邸 10階

京極「ふんっ!」ドゴォッ!

組員(蠍)「ぐおぁっ!」ドシャッ

組員(ゴリラ)「貴様よくも仲間を…許さん!いいか?俺の握力は500kg以上だ!本気を出せば1トンを越える!…貴様を握りつぶしてやる!」ガバァッ!

京極「確かに凄い握力だな…だが!」ヒュッヒュッヒュッ!

ベコンッ!ドゴンッ!ズドンッ!

組員(ゴリラ)「ぐばぁっ!」ドシャァッ!

京極「動きが遅すぎる…まるでスローだ。そんな動きでは自分を捕まえることは出来ない…」


154: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:03:47 ID:m7r

佐藤「…もう全員ノシちゃったわ」ボーゼン

高木「ぼ、僕たちの出番が…」ボーゼン

目暮「全くない…」ボーゼン

京極「さぁ、次の階に行きましょう皆さん!」ダダダッ!

佐藤「あ!?ちょ、ちょっと!待ちなさい京極くん!」タタタッ


156: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:04:22 ID:m7r

鈴木財閥邸 20階

京極「(おかしい…気配を感じない。何処かに隠れてるな…)」スタスタ

組員(蜘蛛)「…くらえっ!」ピュピュピュッ!

京極「!?これは…」ネバネバ ギシギシ

組員(蜘蛛)「どうだ!身動き出来まい!人力でその蜘蛛の糸を引きちぎるのは不可能だ!…今だ、やれっ!」

組員(蛇)「あいよ!」シュルルルッ ガブッ!

京極「くっ!」ブスリッ!

組員(蛇)「どうだい?あたしの牙は…あたしはハブのDNAカプセルを飲んでね…牙からハブの毒が出るのさ。じきに全身に毒が回ってお前は死ぬ!」


157: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:05:19 ID:m7r

京極「ハブか…小さい頃、沖縄に武者修行に行った時によく噛まれたよ…何度か噛まれるうちに慣れたけどね」

組員(蛇)「…は?慣れた?」

京極「ん…なかなか丈夫な糸だが…むんっ!」ブチブチブチィッ!

組員(蜘蛛)「…へ?」

京極「少々強度不足だったようだな…」ガシィッ!

組員(蛇)「ひぃっ!あ、あたしの尻尾を!この…離せ!」ジタバタ

京極「せりゃぁっ!」ブオンッ!

組員(蛇)「いやあああぁぁぁ………!」ヒュー…

組員(蜘蛛)「こ、こっちに投げつけて!…うわぁっ!」ドグシャァッ!

京極「…よし!このフロアにはもういないな」パンパンッ


158: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:05:44 ID:m7r

佐藤「ハァー、ハァー…京極くん…は、速すぎ…」ハァハァ

高木「ゼェー、ゼェー…しかも、もう片付いてる…」ゼェゼェ

目暮「コヒュー、コヒュー…もう…京極くんだけで、いいんじゃないか?…おえっ!」コヒューコヒュー

佐藤「そ…そういう訳には、いきません!…け、警察として…市民を守らなければ!」ハァーハァー

高木「そうですよ…彼一人に任せる、訳には!…」ゼェーゼェー


159: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:06:22 ID:m7r

京極「…すみません、自分も思いが先行してしまい、単独行動を取ってしまいました…次のフロアで見張りは最後です。どうやら幹部もいるようなので…少し休んでから行きましょう。自分も少し疲れましたし」

佐藤「ご…ごめんなさい。不甲斐なくて…(あれだけ動いて、少しなのね…)」

高木「警察の人間として恥ずかしい限りです…」ショボン

京極「いえいえ。自分の方こそ自分勝手な行動を取ってしまい、申し訳ありませんでした!」ペコリ

目暮「いや…申し訳ないのはこっちだよ。キミのような民間人を危険な目にあわせてしまった…警察の怠慢だ、許してくれ」ペコリ


160: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:06:46 ID:m7r

京極「じ、自分のような若輩者に頭を下げないで下さい!」オロオロ

佐藤「スゥー、ハァー…だいぶ息も整ってきたわ。そろそろ行きましょうか!」

高木「そうですね。体力も回復しましたし!」

目暮「早く助けに行こう…皆が待っている!」

京極「ええ!では行きましょう!」


161: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:07:18 ID:m7r

鈴木財閥邸 30階

佐藤「…誰もいないようね」コソコソ

高木「アイツが言ってた、各フロアにいるというのは嘘だったんでしょうか…」コソコソ

目暮「いや…それは無いだろう。恐らく、隠れているんだ」コソコソ

京極「…いますよ、それに相手はこちらに気付いています。先程よりも、ピリピリとした殺気を感じます…ん?」キラッ

京極「皆さん!伏せてっ!」バッ!


162: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:07:42 ID:m7r

パァンッ!パァンッ! チュインチュイン!

高木「!?うわっ!う、撃ってきた!」フセッ

佐藤「いったいどこから!?」キョロキョロ

目暮「くそっ、相手の姿が見えんぞ!」キョロキョロ

京極「皆さん!こちらに隠れて下さい!」グイッ


163: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:08:03 ID:m7r

キャンティ(豹)「…ちっ!避けやがった!カンのいい野郎だ!」カチャッ

コルン(蝙蝠)「…俺…撃つ…キャンティ…あいつらをあぶり出せ…」カチャッ

キャンティ(豹)「わかった…アタイの機動力、見せてやる!」ダッ!


164: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:08:27 ID:m7r

佐藤「どうやら狙撃手がいるようね…迂闊に動けば撃たれるわ!」コソコソ

高木「銃声が2回聞こえました…恐らく、二人組の可能性が高いと思います!」コソコソ

目暮「そのようだ…だが、こうして物陰に隠れていれば撃たれん!」コソコソ

京極「…そうでもありませんよ、どうやら一人こちらに接近しています!」ノゾキ


165: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:09:06 ID:m7r

キャンティ(豹)「おらおらぁ!出てこい!風穴空けてやる!」ダダダッ! パァンパァン!

佐藤「くっ!は、速い!しかもジグザグに走っていて狙いが…」パァンパァン!

高木「つけられません!」パァンパァン!

目暮「いかん!近付かれるぞ!」パァンパァン!

京極「こっちです!皆さん来て下さい!」バッ!


166: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:09:34 ID:m7r

キャンティ(豹)「出たな…コルン、やれ!」

コルン(蝙蝠)「…わかった……」キィーン…

コルン(蝙蝠)「…そこか…だったら…」カチャッ パァン!


167: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:10:14 ID:m7r

佐藤「…どうやら、まいたようね」ハァハァ

高木「ええ、危なかったですね…」ゼェゼェ

京極「もう一人狙撃手がいるハズです、用心して…」

パァン! ブチッ! ヒュー…!

目暮「!?発砲音!…佐藤くん!危ないっ!」ドンッ!

佐藤「えっ!?目暮警部!きゃっ!」ドサッ!

ガシャーン!


168: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:10:44 ID:m7r

高木「し、照明が落ちて!大丈夫ですか、目暮警部っ!」グィッ

目暮「あ、足に当たってしまった…もう走れん」ヨロッ

佐藤「目暮警部…私のせいで…」グスッ

目暮「気にするな。それより、ここにいたら撃たれる!あそこに隠れるんだ!」ヨロヨロ…

京極「目暮警部は自分が担ぎます!あそこまで走りましょう!」ガシッ ダダダッ!


169: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:11:09 ID:m7r

キャンティ(豹)「…どうだい?当たったか?」

コルン(蝙蝠)「…一人…動きを封じた…あと3人…」

キャンティ(豹)「場所は?何処にいる?」

コルン(蝙蝠)「…あそこにいる…」キィーン…

キャンティ(豹)「オーケー!またあぶり出してやる!」ダダダッ!


170: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:11:51 ID:m7r

佐藤「…それにしても、あいつらどうやって私たちの位置を把握してるのかしら」

高木「姿も見せませんし、いったいどうやって…」

京極「…先程から気になっていたんですが、何か聴こえませんか?キーンといった音が」

佐藤「音?…特には聴こえないけど」

高木「僕も聴こえません。気のせいじゃないですか?」

京極「いや、確かに聴こえます。かなり高い音です…まるで超音波のような…」

佐藤「まさか…超音波を飛ばして場所を把握してるっていうの!?」

高木「そんなバカな…コウモリやイルカじゃあるまいし!」


171: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:12:28 ID:m7r

目暮「いや…そうかもしれん。今まで妙なカプセルを飲んで、特殊な能力を身に付けた犯人を見てきた…超音波で周囲を把握する能力を持っていても不思議ではない!」

佐藤「それじゃあ、どうやって超音波を妨害すれば…」

高木「そうだ!防火用のスプリンクラーはどうですか?大量の水しぶきで超音波を攪乱すればあるいは…」

佐藤「いいわねそれ!いけるかもしれないわ!高木くん、ライター持っている?」

高木「持ってます!これを使って煙を起こして、スプリンクラーを作動させましょう!」

京極「では、自分はその隙を突いて狙撃手を倒してきます!」


172: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:12:56 ID:m7r

コルン(蝙蝠)「…ん?…キャンティ…奴らが変な動きを…」キィーン…

キャンティ(豹)「あ?なんだって?コルン」ピタッ

プシャァー!プシャァー!カジデス、カジデス!

キャンティ(豹)「!?な、なんだ!突然スプリンクラーが!」ビチャビチャ

コルン(蝙蝠)「…まずい…水しぶきで…音波が乱れて位置が掴めない!…」ビシャビシャ


173: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:13:36 ID:m7r

京極「…もう逃げ回らないぞ」バシャッ!

キャンティ(豹)「…わざわざアタイの前に出てくるとはね、そんなに死にたきゃ…殺してやる!」カチャッ!

京極「うおおおおおっ!」バシャバシャバシャッ!

キャンティ(豹)「死ねぇ!」パァン!

京極「ふっ!」チュィンッ!

キャンティ(豹)「そんな…バカな!正面からのライフル弾を!…この化け物がぁ!」カチャッ

京極「はっっ!」ヒュッ!

ズドンッ!

キャンティ(豹)「かっ!…はぁっ!………」バシャァッ!


174: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:14:14 ID:m7r

コルン(蝙蝠)「…キャンティ…キャンティ?…くそ、やられた!…」カチャッ

佐藤「おっと!動かないで!背後を取らせてもらったわ…」カチャッ

高木「銃を置いて、両手をあげろ!」カチャッ

コルン(蝙蝠)「…………」ガチャッ

目暮「よくやったぞ!佐藤くん!高木くん!」ヨロヨロ


175: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:14:58 ID:m7r

キャンティ(豹)「…絶対殺す!…」ギリィッ! グルグル

コルン(蝙蝠)「…………」グルグル

佐藤「スプリンクラーも止まったわね…それにしても、危なかったわ」ピチョン…ピチョン…

京極「ええ。この二人はかなり戦い慣れていた…恐らく、幹部クラスだと思います」

佐藤「そうね。組織のことを詳しく聞きたいけど…今は人質の救助が先よ。最上階へ向かいましょう!」

目暮「私も行きたいが、足をやられてしまったからな。足手まといになるから、ここで応援が来るのを待つ。3人で救助しに行ってくれ」

高木「わかりました。佐藤さん、京極くん、行きましょう!」

ババババババババッ…


176: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:15:22 ID:m7r

佐藤「!?な、なに?ヘリ!?」

高木「ヘリは飛ばせなかったはずですよ!?なぜ…」

京極「…どこのヘリなのかは分かりませんが、どうやら最上階を目指しているようです!」

佐藤「とにかく、急いで最上階に行くわよ!」タタタッ

高木「はいっ!」タタタッ

京極「わかりました!」ダダダッ


177: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:16:10 ID:m7r

鈴木財閥邸? パーティー会場

ウォッカ(熊)「…ボス!アニキ!回収が終わりました!…ついでにこのダイヤも持っていきましょう!」

光彦「そうですね、怪盗キッドはいらないようですから。では飛行挺で退散しましょう…これ以上遅くなると嵐で飛べなくなりますからね」

ジン(鴉)「ボス…キャンティやコルン、その他組員と連絡が取れません。…何者かにやられたものかと」


178: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:17:16 ID:m7r

光彦「なんですって?…強化した組員たちを倒してのけるとは…かなりの手練れかもしれません。いずれここに来るハズです、急いで飛行挺に乗りましょう」

ウォッカ(熊)「え!?組員たちはともかく、幹部であるキャンティやコルンも見捨てるんですか?」

光彦「今回の最大の目的はこのケースを開けること…目的を達成した今、脱出が優先です。キャンティやコルンはプロですから、自分たちでなんとかするでしょう」

ウォッカ(熊)「そ、それはそうですが…」

ジン(鴉)「ボスの不利益になったり、組織で使えないヤツは切り捨てる…当然のことだ」

光彦「その通り。組員たちは後で始末しなさい…警察に余計なことを話されては面倒ですから」

ジン(鴉)「はい。分かりました」

ウォッカ(熊)「わ、分かりました」


179: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:17:57 ID:m7r

光彦「皆さん!パーティーはこれでお開きです…皆さんのお陰でスムーズに事が進みました、礼をいいます。…ただ、シェリーと阿笠博士、そして鈴木園子には我々と一緒に来てもらいます!」

灰原(猫)「な、なんですって!?もう用は済んだんでしょ!解放しなさい!」

阿笠(アルマジロ)「そ、そうじゃ!ケースは開けたんじゃ、もう用はないじゃろ!」

園子(孔雀)「いい加減にしなさいよ!」

光彦「シェリーと阿笠博士には組織でさらなる科学兵器の開発をしてもらいます…鈴木園子は…まあ、我々の身の安全の保険とでも言いましょうか。後で身代金の要求にも使えますしね」

灰原(猫)「バカ言わないで!誰があなたなんかに協力を…!」


180: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:18:43 ID:m7r

光彦「そうそう、いい忘れていましたが…アポトキシン4869の解毒薬を開発したのは、宮野厚司と宮野エレーナ…あなたの両親です」

灰原(猫)「で、デタラメを…!両親は事故死したのよ!?」

光彦「デタラメではありませんよ、あなたの両親は今も生きています。それと姉の宮野明美もね…彼らの技術力なしにはアポトキシン4869の開発と解毒薬は作れませんし、なにより利用価値が高かったので死を偽装して、殺さずに監禁して開発に専念させているんです」

灰原(猫)「そ、そんな…両親が…お姉ちゃんが生きてるなんて…」ポロッ

光彦「どうです?来る気になりましたか?…もっとも、なってもならなくても連れていきますが」


181: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:19:32 ID:m7r

治郎吉「ま、孫だけは!園子だけは止めてくれ!ワシを代わりに連れていってくれ!頼む!」

光彦「またあなたですか…ジン!」

ジン(鴉)「はい」カチャッ パァンッ!

治郎吉「!?ぐああああっっ!」ドサッ!

園子(孔雀)「いやぁぁぁ!治郎吉伯父様ぁ!」

光彦「慌てないで下さい、撃たせたのは足です…致命傷ではありません。すぐに治療すれば問題ないでしょう…ただし、彼の生死を決めるのは鈴木園子…あなた次第ですよ?」

治郎吉「うぅぅ…園子ぉ……」

園子(孔雀)「わかったわ…行くから…行くからもう止めて!」


182: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:20:07 ID:m7r

光彦「よろしい。…ではジンは阿笠博士を、ウォッカはシェリーと金品をお願いします。鈴木園子とケースは僕が見ます」グイッ

園子(孔雀)「きゃあっ!」

ウォッカ(熊)「こっちにきな!シェリー!」グイッ

灰原(猫)「痛っ!」

光彦「では皆さん、我々はこれにて失礼させていただきます。あと、くれぐれも追ってくることのないように…もし追ってくれば、命はありませんよ?」

キッド「ちょっと待てよ!」


183: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:20:41 ID:m7r

光彦「…なんですか?怪盗キッド…我々も忙しいんです。あなたに構っている暇はないんですよ」

キッド「まあ落ち着けって…せっかくこの怪盗キッドに会えたんだ。マジックの一つくらい見せてやるよ」

ウォッカ(熊)「ボスの言ってることがわからねぇのか!もうここには用はねぇんだよ!」

光彦「まあ待ちなさいウォッカ。最後に一つくらい余興を見てやりましょう…それに、ここはパーティー会場ですしね」

ジン(鴉)「いいんですかボス!なにをしでかすかわからんヤツなんですよ!?」

光彦「この状況で彼に打つ手などありませんよ。その代わり、もしつまらない物だったら…覚悟してくださいね?」

キッド「安心しな…ちゃんと驚かせてやるからよ」


184: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:21:28 ID:m7r

光彦「それで…どんなマジックを見せてくれるんです?手短に頼みますよ?」

キッド「なに、簡単さ。3秒だけ上を見上げててくれればいい。そうしたら、ビックリすることがおこるぜ」

ウォッカ(熊)「お前らから目を離せってのか?誰がするかそんなこと!」

光彦「まあまあ、いいじゃないですか3秒くらい。それに、3秒でできることなんてありませんよ」

ジン(鴉)「いいか怪盗キッド…もし妙なマネしたら鉛弾ぶちこんでやる!」

キッド「どうぞご勝手に…それとも、たった3秒目を逸らすこともできないのかな?」ニヤニヤ

ジン(鴉)「ちっ!…仕方ねぇ、やってやるよ」イラッ

キッド「オレが3秒数えるから、あんたたちはその間上を見上げててくれ。いくぞ?」

キッド「3…2…1!」カチッ


185: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:22:05 ID:m7r

バチンッ!

光彦・ジン・ウォッカ「!?」

コナン(犬)「今だっ!みんな!パーティー客を逃がすんだ!」

歩美(兎)「みんなー!こっちに向かって走ってー!」

元太(鰻)「オレたちの声のする方に走れ!」

蘭(牛)「急いで出てください!」

世良(狼)「早くみんな出るんだ!」

和葉(狐)「出口はこっちやで!」

服部(侍)「はよう出るんや!…痛っ!足踏むなや!」

ワーワー!キャーキャー! ドドドドドドッッッ!


186: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:22:56 ID:m7r

光彦「し、照明を!くそっ!見えない!」キョロキョロ

ジン(鴉)「な、なんだ!?夜目が効かねぇ!」キョロキョロ

阿笠(アルマジロ)「今じゃ!」バッ

ジン(鴉)「この!…そこか!」パァンパァン!

阿笠(アルマジロ)「おわっ!うひぃっ!う、鱗のお陰で助かったわい!」タタタッ キィンキィン!

ジン(鴉)「畜生、何故見えねぇ!…鳥目か!」

阿笠(アルマジロ)「どうやら鳥のDNAカプセルが仇になったようじゃのう!さらばじゃ!」ゴロゴロゴロ


187: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:23:27 ID:m7r

ウォッカ(熊)「あ、アニキ!大丈夫ですかい!?」キョロキョロ

ジン(鴉)「ウォッカ!シェリーを逃がすな!」

ウォッカ(熊)「へいっ!…あ、あれ?シェリーのヤツ、何処にいきやがった!?」キョロキョロ

灰原(猫)「…私はここよ!」バッ!ガリガリッ!

ウォッカ(熊)「ぐああああっ!顔がぁ!痛ぇぇ!」ジタバタ

灰原(猫)「猫だから暗くても良く見えるわ…猫のDNAカプセルのお陰ね!」タタタッ


188: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:23:54 ID:m7r

光彦「おのれ…やってくれましたね怪盗キッド!」キョロキョロ

キッド「でもビックリしただろ?マジック成功だ」

光彦「こんなビックリは望んでいませんよ…こうなったら、鈴木園子を殺してやります!」ヒュッ!ギラリッ!

園子(孔雀)「ひぃっ!キッド様ぁ!」ビクッ

キッド「させるかぁっ!」パシュンパシュンパシュン!

光彦「うっ!ぐあっ!」キィン! ザクッザクッ!


189: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:24:43 ID:m7r

パチッ!

キッド「照明が……自家発電に切り替わったか。どうする?黒の組織のボスさん?」

光彦「う…げほっげほっ!」ビチャッ!

ジン(鴉)「ぼ、ボス!大丈夫ですか!しっかりしてください!」ユサユサ

ウォッカ(熊)「痛てて…うわっ!ボス!しゅ、出血が!」

キッド「…大人しく降参しな。もうパーティー客と鈴木治郎吉は部屋をでて脱出中だし、捕まえてた3人もこっちにきた。特にあんたは胸に一発、トランプ銃のトランプが刺さってるし首はトランプで切れて出血。早く治療しないと…死ぬぜ?」

ジン(鴉)「この…クソガキがぁ!」ジャキン!


190: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:25:15 ID:m7r

???「おっと!動くな!」スチャッ

???「動かないで!」スチャッ

ジン(鴉)「!?お、お前らは!…」

ウォッカ(熊)「バーボン!キール!てめぇら裏切りやがったのか!」


191: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:26:00 ID:m7r

安室「いや…裏切ったというより、そもそも仲間じゃない。僕は公安のスパイなんだ。…黒の組織のボスが今回のパーティー会場に現れると聞いていたから、持ち場を離れてボスを狙う機会をうかがっていたのさ」

安室「因みに、僕はその変なカプセルは飲んでいない…怪しかったからね。代わりにダミーのカプセルを飲んだんだ」

水無「同じく、私も飲んでないわ。…そして、私もスパイよ。CIAのね。…まさか、バーボンが公安のスパイだとは知らなかったわ」

安室「僕もそうさ。君がCIAだったとはね…こうして同時に銃を構えるまで敵だと思っていたよ」


192: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:26:44 ID:m7r

キッド「…もう少し早く出て来てもらえると助かったんだけど」

安室「悪いな怪盗キッド…人質を取られていたし、なかなかいいタイミングがなくてね。…キミのお陰で助かったよ」

水無「でも、黒の組織の後はあなたも逮捕するわよ?なにせ大泥棒…平成のアルセーヌ・ルパンですからね」

キッド「…マジかよ」

コナン(犬)「(…キッドの他にも安室透と水無玲奈が出てくるなんて!これでオレたちの勝ちだ!)」


193: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:27:18 ID:m7r

ジン(鴉)「…前々から怪しいとは思っていたが、まさか二人ともスパイだったとはな」

ウォッカ(熊)「バーボンにキール、ライ、…いったい何人スパイがいるんだ!面接官はなにをやってる!」

キッド「さあ?もう少し選考基準を見直した方がいいんじゃない?あと、身元を良く調べるべきだったね」

安室「いや、もうその必要はないさ…黒の組織はここで終わる!」カチャッ

水無「ええ、その通りよ。諦めて投降しなさい!」カチャッ


195: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:28:35 ID:m7r

光彦「はぁー、はぁー…こ、これだけはやりたくありませんでしたが…背に腹は代えられません」ハァーハァー

阿笠(アルマジロ)「ま、まさか!?いかん!ヤツからケースを取り上げるんじゃ!」

光彦「ふぅー、ふぅー…ゲホッ!ゴホッ!…残念でした。もう手遅れですよ…」パカッ

阿笠(アルマジロ)「け、ケースが空!?お、おい…もしや、5つ全て飲んだ訳じゃ…」ブルブル

光彦「言ったでしょう…背に腹は代えられないと。これは最終手段です…死ぬか捕まるくらいなら、自滅覚悟で全部飲んでやりました…」フラフラ

コナン(犬)「おい博士!DNAカプセルを複数飲むとどうなるんだ!?」

阿笠(アルマジロ)「わ、ワシにもわからん…試したことがないからのう。ただ、ひとつだけでも強力なキメラカプセルじゃ…それを全部飲んだとなると…なにが起こるか想像もつかん!」


197: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:29:19 ID:m7r

光彦「うぐっ!ぐあああああああああああっっっっ!」ガクガク

ジン(鴉)「ボス!だ、大丈夫ですか!?」

光彦「か…体がっ!体が焼けるように熱い…!あがああああああっ!」シュウシュウ

ミシミシメキメキ…

ウォッカ(熊)「ぼ、ボスの体から大量の煙が!なにが起こってんだ!?」

光彦「うがああああああああああっ!…」モヤモヤモヤ…


198: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:30:00 ID:m7r

安室「い、いったいどうなっているんだ!」

水無「わからないわ…い、今のうちに仕留めた方がいいのかしら」

安室「いや…ダメだ、出来る限り生かして捕まえるべきだ。ボスには組織のことを全て話してもらわなくちゃならないからな」

阿笠(アルマジロ)「そんなこと言っとる場合じゃない!早く撃つんじゃ!でないと手遅れになるかも知れんぞ!」

園子(孔雀)「そうよ!は、早く撃っちゃいなさいよ!」

服部(侍)「そうは言うても、煙でもう見えなくなってもうた…」

世良(狼)「これじゃあ、狙いがつけられない…」

和葉(狐)「生きとるんやろうか…」

蘭(牛)「ね…ねぇ、今のうちに逃げた方が…」


199: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:30:46 ID:m7r

コナン(犬)「(博士の話だと、キメラDNAを投与された動物は理性を失い狂暴化して、極限まで本能が高まると言っていた…しかし、複数飲んだ場合はどうなるかわからねぇ)」

コナン(犬)「(恐らく…キメラDNA同士が反発しあい、光彦の体が反発に耐えきれず死ぬ可能性が高い…だが、もしキメラDNAが共生して、光彦が生きているとすれば…)」

コナン(犬)「(…全ての生物の能力を兼ね備えた、最強最悪の生物に光彦がなっちまう!)」


200: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:32:02 ID:m7r

シュウウウウウウウッッッ……

灰原(猫)「け、煙が晴れてきたわね…」

キッド「もうそろそろ出てくるぜ…」

コナン(犬)「(どっちだ!?死んでいるのか?それとも…)」ゴクリ…

光彦「……………」ヌッ…

ジン(鴉)「ボス!無事でした、か…!?」ギョッ!

ウォッカ(熊)「ボ…ス?ですか!?」ギョッ!

光彦「ええ…そうですよ」ズチャッズチャッ…

安室「なんだ!?…さっきとはまるで別人じゃないか!」

水無「体格が全然違う!…」

光彦「どうやら…僕の一か八かの賭けは成功したようです…」グチュグチュ…

キッド「…傷が塞がってやがる」

光彦「助かりましたよ…後少しで死ぬところでしたから。キメラDNAのお陰で、傷はすぐに修復されました」


201: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:33:02 ID:m7r

コナン(犬)「(くそっ!最悪の展開になっちまった!)」

阿笠(アルマジロ)「バカな…なぜ理性を保っていられるんじゃ!キメラカプセルを全部飲んだんじゃぞ!?」

光彦「そうですね。確かに今、僕のなかで凄まじい衝動が沸き上がっていますが…僕は黒の組織のボスですよ?凡人ならすぐに狂ってしまうでしょうが、僕は脳の作りも精神力も常人より遥かに上…自我を保つ事ぐらい、訳はありませんよ」

阿笠(アルマジロ)「な…なんということじゃ…あの強烈な本能を精神力で抑え込むとは…」


202: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:33:32 ID:m7r

光彦「それにしても素晴らしいですね!このキメラカプセルは!今なら誰にも…いや、どの生物にも負ける気がしないほどの圧倒的な力を感じますよ!陸王、海王、植王、蟲王、爬王…全てのカプセルを飲んだ僕は…そうですね、全生物の王…帝王とでも名乗りましょうか」

服部(侍)「…はっ!なにが帝王や!多少ガタイがよくなった程度でぎょうぎょうしいヤツや…今時小学生でもそんなダッサイ名前つけへんで!」

光彦(帝王)「小学生はただ遊びで名乗っているだけ…僕にはそれだけの力があるから帝王を名乗るんです。…もしよかったら、その腰の棒で僕を倒してみますか?」


203: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:34:09 ID:m7r

服部(侍)「…言ってくれるやないか。言っとくけど、この刀はほんもんや…当たりゃあただじゃ済まへんで?」

光彦(帝王)「ふっ、構いませんよ…5回です。5回まで無抵抗でいてあげます。その次は僕の番です」

服部(侍)「ええんか、後悔するで?…まぁせいぜい…大怪我程度にしたるわぁっ!」ダダダッ!

服部(侍)「足もらったぁ!うりゃあ!」ブンッ!

キィンッッ!


204: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:34:49 ID:m7r

光彦(帝王)「…どうしました?表皮しか切れていませんねぇ。加減しすぎじゃないですか?」ニヤニヤ

服部(侍)「なっ!(あ…アホな!多少加減していたとはいえ、歩けなくするぐらいには切るつもりやったのに…皮しか切れんかった!コイツ、中に鉄板でも入れてるんとちゃうんか!?)」ゴクリ…

光彦(帝王)「ほら、どうしました?あと4回ですよ?…それに、薄皮程度ではすぐに回復してしまいますからねぇ。切り落とす気で切りに来ないと」グジュグジュ

服部(侍)「あ、ありえへん!もう切り口が塞がっとる!」

阿笠(アルマジロ)「服部くん!ヤツは鉄に匹敵する蟲の外骨格を表皮で覆っとる!しかも蜥蜴の数百倍の再生力で回復してるんじゃ!切り落とす気でやらんと効かんぞ!」


205: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:35:22 ID:m7r

服部(侍)「そういう情報は先に言えや、ジジイ!」

光彦(帝王)「…だそうですよ?諦めたほうがいいんじゃないですか?」ニヤリ

服部(侍)「いや、まだや…まだ諦めへんで!」チャキッ!

光彦(帝王)「あといい忘れていましたが…僕はここにいる女性全員を連れていくことにしました」

服部(侍)「な、なんやと!?」

光彦(帝王)「この体になってから性欲が凄いんですよ…なので、性処理係として連れていきます」


207: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:36:19 ID:m7r

水無「な、なんですって!」

蘭(牛)「いやぁ!初めてはし…新一って決めてるのに!」

園子(孔雀)「私の純血は…あ、あの人にささげるつもりなのよ!?」

世良(狼)「そんなこと絶対にさせないぞ…そんなことされるぐらいなら、舌噛んで死んでやる!」

和葉(狐)「へ、平次!あたし、あんなやつに体触られたぁない!あたし…平次が好きやもん!」

光彦(帝王)「僕を倒せなければ、愛しの彼女が性処理係…どうです?やる気が出ましたか?」ニヤニヤ

服部(侍)「…ああバッチリやる気でたで。お前を…叩き切るっ!」ダッ!

光彦(帝王)「ふふふ、その意気ですよ…さぁ、何処でも切って下さい!」バッ


208: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:37:06 ID:m7r

服部(侍)「せりゃあっ!」ブオンッ! ガキィンッ!

光彦(帝王)「おおっ!先ほどよりも強力な一撃の胴ですか。ですが…まだまだですねぇ。あと3回」

服部(侍)「ちぇりゃあっ!」ヒュッ! キィンッ!

光彦(帝王)「次は面ですか。でも残念、顔も効きません。あと2回」

服部(侍)「くそっ!どりゃあっ!」バオッ! ガキキッ…バキィンッ!

光彦(帝王)「おや?刀が根元から折れてしまいましたか。あと1回、切れるんですが…刀身がないんじゃ切れませんねぇ」ニヤリ


209: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:37:50 ID:m7r

服部(侍)「あ…あかん!もう打つ手なしや!………そうや!うおおおっ!」ダダダッ

光彦(帝王)「助走などつけてどうするつもりですか?しかもその折れた刀で…無駄です!」

服部(侍)「無駄やあらへん!俺の狙いは…ここやぁっ!」ダンッ!

光彦(帝王)「!?と、跳んだ?」

服部(侍)「くらえっ!」ブンッ! グサッ!

光彦(帝王)「!?ぐああああっ!ひ、左目を!」ヨロッ

服部(侍)「どうや!これは効くやろ!」グリグリズブズブ


210: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:39:35 ID:m7r

光彦(帝王)「がああっ!な、なるほど…目を狙うとは…やりますねぇ。ただし!」ガシッ!

服部(侍)「うがっ!ぐっ!(な、なんちゅう力や!片手で首掴んで俺を持ち上げよる!)」ジタバタ

光彦(帝王)「刀が折れる前に狙うべきでしたね…刀身が短くて脳にまで届きませんよ。次はこっちの番です!」ギュッ!

服部(侍)「がっ…はっ…!(あ…あかん!く、首を折られる!)」メキメキッ

和葉(狐)「や、止めてぇ!平次を離して!」


211: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:40:35 ID:m7r

光彦(帝王)「それは出来ない相談ですねぇ…彼は僕に挑み、負けました。僕が彼をどうしようと僕の勝手です!」ギリギリッ

服部(侍)「かっ…は…(も、もう…意識が…)」ダラン…

コナン(犬)「服部ぃっ!(キック力増強シューズの威力最大だ!)」カチチッ シュイイインッ! ポンッ ドカァッ!

キイィィィンッ!

光彦(帝王)「!?ごあっ!」ベコォッ! ビュンッ! ドゴォンッ!

服部(侍)「ぐはっ!…げほっげほっ!」ドサッ!

コナン(犬)「大丈夫か!?服部」タタタッ

和葉(狐)「平次ぃ!しっかりするんや!」タタタッ ユサユサ

服部(侍)「はぁーはぁー、だ…大丈夫や。ギリギリな」ハァーハァー


214: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:42:07 ID:m7r

すみませんがここから先、エロ展開はないんですよ…


215: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:42:42 ID:m7r

ジン(鴉)「ボスっ!…小僧ぉ!」ガチャッ!

ウォッカ(熊)「よくもボスを!殺すっ!」ダッ!

安室「待て!撃てばこちらも撃つぞ!」カチャッ

水無「あなたたちも死ぬわよ!」カチャッ

ジン(鴉)「…ちっ、引けウォッカ」スチャッ

ウォッカ(熊)「だ、だけどよアニキ!」

ベキベキッ…バコォンッ!


217: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:43:37 ID:m7r

光彦(帝王)「待ちなさい!ジン、ウォッカ!」ガラララッ…

ジン・ウォッカ「ぼ、ボス!」

光彦(帝王)「あなたたち二人は先に飛行挺に乗っていて下さい…ここは僕一人で十分です。んっ!」グイッ ズボォッ ポイッ カランッ!

ウォッカ(熊)「め、目に刺さった刀を!」

ジン(鴉)「しかし…よろしいんですか?俺たちも援護しますが」

光彦(帝王)「いや、彼らには僕の圧倒的な強さを見せてやりたいんですよ…」グジュグジュ…

ウォッカ(熊)「(潰れた目まで回復してやがる…)」

ジン(鴉)「…わかりました。ボス、お気をつけて」タタタッ

光彦(帝王)「あ…金品の入った袋とダイヤは持っていって下さいね」

ウォッカ(熊)「へ、へいっ!了解しました!」タタタッ


218: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:44:19 ID:m7r

安室「おいっ!待て!ジン、ウォッカ!」ダッ

水無「待ちなさい!」ダッ

光彦(帝王)「おおっと!あなたたちの相手は僕ですよ!」バッ!

安室「うっ!は、速い…あの巨体で一瞬で回り込んだ!」ザッ

水無「…もう生かして逮捕は無理ね」ザッ

光彦(帝王)「その通り…僕を止めなければ、女性たちは全て僕が連れ去ります。せいぜい頑張って下さいね?」ニヤリ

安室「キール…こいつは化物だ、二人で挟み撃ちにして蜂の巣にしよう!」カチャッ!

水無「そうね。私たちが防衛ライン…なんとしても仕留めるわよ!」カチャッ!

光彦(帝王)「二人まとめて…かかってきなさい!」ダダダッ!


219: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:45:07 ID:m7r

光彦(帝王)「…流石は公安とCIAのスパイだけはありますね。戦闘スキルも一流、即席のコンビネーションの息もピッタリです…ただ、銃の威力が足りませんね」

安室「はぁ、はぁ、ダメだ!拳銃程度の威力じゃ弾かれる!」ハァハァ

水無「…それに、もう弾が!…」ハァハァ

光彦(帝王)「さて、それでは…これで終わりです!」ブンッ!

安室「ぐはあっ!」ドカァッ! ヒュー ガッシャーン!

水無「ば、バーボン!」


220: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:45:37 ID:m7r

光彦(帝王)「次はキール、あなたです!」ガシッ! グイッ

水無「あっ!がっ…はぁ!」ジタバタ

光彦(帝王)「あなたにもきてもらいますよキール…その身体、堪能させてもらいます」グイッ

水無「う…こ、殺してやる!…」ジタバタ

光彦(帝王)「全く、諦めが悪いですね…少し大人しくしててもらいましょうか」シュルルルッ プスッ

水無「!?な、なにを…」ジタバタ

光彦(帝王)「体内で生成した麻酔毒を触手の針から注入しました…暫くは目覚めませんよ」

水無「う…あ……」ダラン…

光彦(帝王)「これでバーボンとキールは片付きました…」ポイッ ドサッ


221: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:46:38 ID:m7r

キッド「…本当に化物だな」

光彦(帝王)「褒め言葉として受け取っておきますよ…怪盗キッド、今度は僕があなたに面白いものを見せてあげましょう」

キッド「面白いものだと?」

光彦(帝王)「そうです…丁度良いところに水の入ったボトルがありますね。まずはこれを飲みます」ゴクゴク…

キッド「…なにをする気で…」ジリッ…

光彦(帝王)「こうするんですよ!ぷっ!」ピュンッ!

キッド「!?ぐあっ!」バスッ!


222: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:47:04 ID:m7r

光彦(帝王)「摂取した水分を高圧で噴射する…テッポウウオの能力です。ただし、威力は弾丸並みですがね」

キッド「ぐ…くそ…」ドサッ

コナン(犬)「き、キッド!」

光彦(帝王)「あなたたちもまとめて風穴空けてあげます!ぷっぷっぷっ!」ピュンッピュンッピュンッ!

コナン(犬)「うあっ!」バスッ! ドサッ

服部(侍)「ぐあっ!」バスッ! ドサッ

阿笠(アルマジロ)「ぐおっ!」バスッ! ドサッ

光彦(帝王)「…これで邪魔者は全て片付きました」


223: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:47:40 ID:m7r

蘭(牛)「こ、コナンくん!…子供にまで手を出すなんて!最低よ!」

光彦(帝王)「子供?…ああ、あなたは知らないんですね。この少年の正体を…」

蘭(牛)「正体?…いったいなんのことよ!」

光彦(帝王)「おかしいと思いませんか?先程の強力なサッカーシュートで僕を吹き飛ばしたり、事件に出くわす度にこの少年がいたり…」

蘭(牛)「…た、確かにちょっと変だなって思うこともあるけど…それがなんだって言うのよ!」

光彦(帝王)「それに、この少年が現れてからじゃありませんか?…工藤新一がいなくなったのは」

蘭(牛)「!?な、なんでそれを…まさか!」

光彦(帝王)「そう、その少年の正体は…工藤新一です」


225: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:48:32 ID:m7r

蘭(牛)「そんな…嘘よ!だいたい、なんで子供に!」

光彦(帝王)「彼は我々の取引を目撃してしまったので、毒薬を使って始末しようとしたんですが…副作用があらわれて死なずに、幼児化してしまったんです」

光彦(帝王)「僕が子供になっていたのと同じ毒薬ですよ。それとそこにいる灰原哀も、元はシェリー…本名は宮野志保という18歳の女性です」

蘭(牛)「なんで…私、何も聞いてない…」

光彦(帝王)「それはあなたたちを守るためですよ…我々黒の組織からね。工藤新一が生きていることが我々に知られれば、知人であるあなたたちが狙われる可能性があるので、隠していたんでしょう」

光彦(帝王)「まぁ、江戸川コナンが工藤新一であることや、灰原哀がシェリーであることははすぐにわかりましたけどね…阿笠博士の発明品を手に入れるために、わざと野放しにしておいたんです。二人になにかあれば、阿笠博士に警戒されてしまいますから」


227: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:49:18 ID:m7r

コナン(犬)「や…やめろ光彦!蘭に…みんなに手を出すな!」グググッ…

蘭(牛)「し、新一!」

光彦(帝王)「それは出来ませんねぇ…彼女たちは連れていきますよ。もっとも…その怪我では僕を止めようにも、動くことが出来ないでしょうがね」

コナン(犬)「く、くそっ…」ガクガク

光彦(帝王)「…さて、女性陣の皆さん…大人しくきてもらいましょうか。僕の力はわかったはずです…抵抗は無意味ですよ?」

コナン(犬)「に…逃げろ!お前たちの空手やジークンドーじゃ光彦には通じねぇ!」


229: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:50:13 ID:m7r

蘭(牛)「で、でも!新一を置いてなんていけない!」

和葉(狐)「そうや!平次もあたしたちの為に頑張ってくれたんや…あたしたちだけ逃げるなんて出来へん!」

世良(狼)「そうだ…玉砕覚悟で戦ってやる!」

灰原(猫)「私も戦うわ…!」

園子(孔雀)「あ、あたしも戦うわよ!」

光彦(帝王)「なるほど…結束が固いですねぇ。いいでしょう!少しだけ遊んであげますよ、かかって来なさい!」


230: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:50:49 ID:m7r

世良(狼)「いくぞ、蘭ちゃん!和葉ちゃん!僕たちの実力を見せてやるぞ!」ダダダッ!

蘭(牛)「ええ!」ダダダッ!

和葉(狐)「わかっとる!」ダダダッ!

灰原(猫)「私はアイツの気をそらすから、あなたは周りにある酒ビンを投げて援護して!」

園子(孔雀)「わ、わかったわ!気をつけて!」


231: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:52:04 ID:m7r

世良(狼)「うりゃぁっ!」ブンッ! ドカァッ!

光彦(帝王)「なかなかキレのある蹴りですねぇ」ガッ

蘭(牛)「せりゃっ!」バッ! ドゴッ!

光彦(帝王)「重い突き…流石、関東大会優勝なだけはあります」ズザッ

和葉(狐)「はぁっ!」シュッ! ギリィッ!

光彦(帝王)「腕を…合気道ですか」ギリギリ

光彦(帝王)「…だが残念!」シュルシュルシュルッ! ビュルルルッ!


232: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:52:34 ID:m7r

世良(狼)「ぐっ!触手か!」ギリギリ

蘭(牛)「つ、捕まった!」ギリギリ

和葉(狐)「技が…通じへん!」ギリギリ

光彦(帝王)「常人が相手なら通じるでしょうが、僕は人を越えた存在…生物界の帝王です。僕を倒すには威力がまだまだ足りませんね!」シュルルルッ プスッ! プスッ! プスッ!

世良(狼)「…く、くそっ…」カクンッ

蘭(牛)「し…新一…」ダランッ

和葉(狐)「平次ぃ…」ガクッ

光彦(帝王)「なかなか面白かったですが、3人は戦闘不能…残るは二人ですか」


234: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:54:08 ID:m7r

灰原(猫)「次の相手は私よ!はっ!」バッ! ガリッ!

光彦(帝王)「ぐあっ!か、顔を引っ掻きましたねシェリー!」ヨロッ

灰原(猫)「まだまだいくわよっ!」バッバッバッ! バリバリバリッ!

光彦(帝王)「ぬうっ!高速で動き回りながら爪で引っ掻くとは…しかし、そんな攻撃では僕は倒せませんよ!」ブンッ!ブンッ!

園子(孔雀)「くらえっ!このっ、このっ!」ブンッブンッブンッ! パリパリパリィンッ!

光彦(帝王)「ん?いったい何を投げつけて…これは…」ビシャビシャ

灰原(猫)「それはお酒よ…アルコール度数の高い酒類のね!火だるまになりなさい!」カチッ ポイッ


235: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:54:44 ID:m7r

光彦(帝王)「なっ!いつの間にライターを…ぐああああっっ!も、燃える!」ボオオオオオッ!

灰原(猫)「いくら強靭な体でもあなたは有機物の生き物…火で細胞を焼かれればダメージがあるはずよ」ハァハァ

光彦(帝王)「がああああああっ!」ゴロゴロ ボオオオオオッ…

園子(孔雀)「凄い…効いてるわよ!」

光彦(帝王)「ぐおおおっ…!」ボボボボッ…

灰原(猫)「い…いけない!火が弱まるわ!早く酒ビンを投げて!」

園子(孔雀)「そんなこと言われたって…他のは全部割れてるわ!」

灰原(猫)「そんな!これじゃあ火力が足りな…がっ!」ガシッ!


236: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:55:59 ID:m7r

光彦(帝王)「…火で焼く作戦は悪くないですが、肝心の燃料が足りませんでしたね。惜しいところでした」プスプス…グイッ

灰原(猫)「この…化物!…」ジタバタ

光彦(帝王)「残念…ゲームオーバーです」シュルルルッ プスッ!

灰原(猫)「あ……」カクッ

光彦(帝王)「…残るは鈴木園子、あなた一人ですね」ポイッ ドサッ クルッ

園子(孔雀)「ひいっ!」ビクッ


237: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:56:29 ID:m7r

光彦(帝王)「大人しく僕についてくるならよし…まだ抵抗するようであれば、彼女たちと同じように麻酔針を刺して眠らせますが…どうしますか?」

園子(孔雀)「う…うう…(ど、どうしよう…抵抗したところで敵う相手じゃないし…でも自分から行くなんて絶対にイヤ!)」

光彦(帝王)「…こないようであれば、無理矢理連れていくしかありませんね」シュルルルッ…

園子(孔雀)「ひっ!(た、助けて…真さん!)」ギュッ!


238: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:56:55 ID:m7r

鈴木財閥邸 32階

バチンッ!

佐藤「な、なによ!?停電!?」

高木「雷でも落ちたんでしょうか…真っ暗ですね」

京極「雷かどうかわかりませんが…パーティー会場の照明も落ちたとなると、パニックになるかも…犯人が発砲するかもしれません!」

佐藤「そうね…流れ弾が人質に当たるかもしれないわ!急ぐわよ!」ダダダッ

高木「はいっ!」ダダダッ


239: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:57:23 ID:m7r

鈴木財閥邸 35階

パッ!

京極「灯りが…照明がつきましたね」

ワーワーキャーキャー!

佐藤「!?上の階から声が聴こえるわ!」

高木「かなりの人数みたいですよ!?パーティー客が逃げたのかも…階段を降りてくみたいです!」

ダダダダダダダッ!


240: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:57:56 ID:m7r

歩美(兎)「はぁ、はぁ、あ!佐藤刑事!」ハァハァ

元太(鰻)「ぜぇ、ぜぇ、高木刑事もいるぜ!…メガネの兄ちゃんは誰だ?」ゼェゼェ

佐藤「彼の名前は京極真よ…それより、どうやって逃げ出したの!?」

歩美(兎)「そ、それが…怪盗キッドがブレーカーを落として、部屋を真っ暗にしたの」ハァハァ…

元太(鰻)「その間にオレたちが出口までパーティー客を誘導したんだ!」ゼェゼェ…

高木「怪盗キッドがブレーカーを落としたのか…」


241: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:59:05 ID:m7r

京極「園子さんは…園子さんは無事なのか!?」ガシッ!

歩美(兎)「わ、わかんない…もしかしたら、コナン君たちはまだパーティー会場にいるのかも…」

元太(鰻)「お、オレたちもパーティー客を逃がすのに必死でよ…そこまでよく見てねぇんだよ」

佐藤「そう…あなたたちはパーティー客をつれて建物を出なさい。外に出れば警察が保護してくれるわ」

高木「僕たちはパーティー会場にいって、他の人を救出してくるから。安心して!」

歩美(兎)「う、うん…わかった!コナン君たちのこと…絶対助けてね!」タタタッ

元太(鰻)「頼んだぜ!佐藤刑事、高木刑事、メガネの兄ちゃん!」タタタッ

ダダダダダダダッ…


242: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)14:59:41 ID:m7r

佐藤「…ふぅ、全員降りていったわね。30階には目暮警部もいるし、そろそろ応援部隊も突入している頃でしょうから無事に保護されるハズよ」

高木「そうですね。後は僕たちがコナン君たちを助け出すだけです!…あれ?京極くんは?」キョロキョロ

佐藤「!?い…いないわ!きっと一人で最上階に行っちゃったのよ!」

高木「いくら京極くんでも一人は危険です!すぐに追わないと!」ダッ!

佐藤「そうね!早まらないでよ京極くん!」ダッ!


243: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:00:23 ID:m7r

鈴木財閥邸 パーティー会場

…ダダダダダダッ! バァンッ!

京極「はぁ、はぁ、園子さん!」ハァハァ

園子(孔雀)「ま…真さん!来てくれたのね!」パァッ

光彦(帝王)「ちっ、とうとうパーティー会場まできてしまいましたか…」

京極「園子さん、無事ですか!…これは一体…」キョロキョロ

園子(孔雀)「あ、あたしはまだ大丈夫だけど…蘭やガキんちょたちがあいつに…」グスッ


244: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:01:12 ID:m7r

光彦(帝王)「…あなた、名前はなんていうんですか?」

京極「自分は京極真…園子さんの彼氏だ」

光彦(帝王)「京極真…何処かで聞いた名前だと思ったら、確か400戦無敗の空手家でしたか。道理で強化した組員たちがやられたわけです…」

園子(孔雀)「そ、そうよ!真さんは孤高の拳聖、蹴撃の貴公子と恐れられる、最強の空手家なのよ!」

光彦(帝王)「なるほど…ですが、生物界最強である僕の体に通じますかね?そのの技が」ニヤリ


245: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:01:53 ID:m7r

園子(孔雀)「あ、あんたなんか真さんにボッコボコにされるわ!ね?真さん?」

京極「ええ…パーティー会場を襲い、みんなに…園子さんに手を出したお前を自分は許さない!成敗する!」

光彦(帝王)「そうですか、なら僕を倒してみなさい…もしあなたが負けたら、鈴木園子は僕が連れていきますよ?」

京極「なんだと!?そんなことはさせん!…すぐに奴を倒して助けますからね、園子さん!」

園子(孔雀)「は…はい!真さん!」パァッ!


246: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:02:50 ID:m7r

京極「(かなり大柄な体格…身長は2mから210cm、体重は150kg以上はありそうだな。筋肉質でまるで首から下だけ別の体みたいだ…)」ジッ…

園子(孔雀)「気を付けて真さん!そいつ異常に皮膚が硬かったり触手をだしたり水を吹き出して体を貫いたり人間じゃないの!完全に化物よ!」

光彦(帝王)「全く…酷い言い方ですね。この素晴らしい肉体に対してそんなことを言うとは」

京極「大丈夫です。下の階で変わった人達を倒してきましたから、驚きませんよ」


247: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:03:38 ID:m7r

光彦(帝王)「ふっ、僕を部下たちと一緒にしないでもらいたいですね。なにせ僕の肉体は…生物界最強なんですから!」ダダダッ!

京極「!?(速い!)」バッ!

光彦(帝王)「ガードなど無意味です!食らいなさい!」ブンッ!

ドゴォッ!

京極「くっ!」ズザザザッ!

園子(孔雀)「きゃあっ!真さん!」

光彦(帝王)「ほう…僕のパンチを耐えるとは。流石、ここまで来ただけはありますね」


248: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:04:43 ID:m7r

京極「確かに…これは一筋縄ではいかないな。本気をだそう」スッ…

園子(孔雀)「ま、真さんがメガネを外した…!」

光彦(帝王)「どうしたんです?メガネを外すと強くなるんですか?」ニヤニヤ

京極「いや、自分がメガネを外す時…それは全力で相手を倒す時だ」キッ

光彦(帝王)「ほほう、400戦無敗の男が全力で僕を倒すつもりですか。これは僕も本気を出さないといけませんねぇ」ニヤリ

京極「このメガネが床に落ちたときがゴングだ…」

光彦(帝王)「いいでしょう…いつでもいいですよ」ザッ

京極「いくぞ…」パッ… ヒュー…



カチャンッ!


249: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:05:31 ID:m7r

光彦(帝王)「いきますよぉぉ!」ダダダッ!

京極「うおおおおおおっっ!」ダダダッ!

光彦(帝王)「うりゃあっっ!」ブンッ!

京極「はぁっっ!」バォッ!

ガッキイィンッ!

園子(孔雀)「け、蹴りと蹴りがぶつかった!」

光彦(帝王)「な、なにっ!?僕の本気の蹴りを…相殺するなんて!」ビリビリ

京極「…確かに人の感触じゃないな。まるで鉄板に蹴りをいれているみたいだ」ビリビリ


250: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:06:11 ID:m7r

光彦(帝王)「ぬうぅ!この僕と同等の力を持っているなんて…認めませんよっ!」ボボボボボッ!

京極「こちらも…倒しがいがあるっ!」バババババッ!

ドカァッ!ズドォンッ!ベコォンッ!ドゴォンッ!ベキィッ!

園子(孔雀)「す、凄い打ち合い…互角だわ!」

光彦(帝王)「ぬあっっ!」ビュンッ ズシャアッ!

京極「ぐあっっ!」ビュンッ ズシャアッ!

園子(孔雀)「ま、真さん!大丈夫!?」オロオロ


251: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:07:04 ID:m7r

京極「ええ…大丈夫ですよ、園子さん」ムクリ…

光彦(帝王)「おのれ…打ち合いも互角とは…400戦無敗なだけはありますね。しかし!僕には再生能力と鉄壁の外骨格があります!長期戦で有利なのは僕の方です!」ムクリ…

園子(孔雀)「卑怯よそんなの!ま、真さん!やっぱりアイツには勝てないわ!」

京極「大丈夫…心配しないでください。負けませんから!」ザッ


252: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:08:20 ID:m7r

光彦(帝王)「なんですって?なにを根拠に…」

京極「もうお前の動きは見切った…攻撃が当たることはない」スッ…

光彦(帝王)「たった数回の攻防でこの僕の動きを見切ったと?そんなことは…ありえませんよっ!」ダダダッ!

京極「たしかにスピード、パワーは本物だ。今までに体験したことがないほどだ。しかし…」ピタッ

光彦(帝王)「あなたに…この連撃がかわせるとでも!?」ボボボボボッ!

京極「ふんっっ!」スススススッ!

園子(孔雀)「ま、真さんがアイツの攻撃をギリギリでかわしてる!」

光彦(帝王)「バカな!か、かわせるはずありません…ただのまぐれです!」ボボボボボッ!

京極「無駄だ…」スススススッ!

光彦(帝王)「な、なぜだ…なぜ一発も当たらないんですか!?」ヨロリッ


253: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:09:18 ID:m7r

京極「自分は長い修行のなかで様々な相手と戦ってきた…その経験から相手の動きを読み、かわすことが出来るようになったんだ。しかもお前の攻撃は速いが全て単調だ…避けるのはそう難しくはない」

光彦(帝王)「くっ!」ジリッ

京極「今度は…こっちのばんだ!」ダッ!

光彦(帝王)「…こ、攻撃が当たらなくとも、僕には鉄壁の外骨格があります!あなたの攻撃など…!」

京極「せいっっ!」ブォンッ!

ベコォンッ!!!

光彦(帝王)「!?ごはぁっ!」メキメキィッ! ズザザザッ! ガクンッ

園子(孔雀)「や…やったわ!アイツが片膝をついた!」


254: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:10:26 ID:m7r

京極「確かに硬いが、自分は大理石の柱を砕いたこともある…お前の外骨格とやらも例外ではないようだ…」

光彦(帝王)「がはぁっ!(な…なんて威力だ!この僕の、銃弾すら跳ね返す外骨格にヒビを入れるなんて…しかも衝撃が内臓まで響く!)」ビシビシィッ! ビチャビチャ

光彦(帝王)「ゲホッ、この…調子に乗るんじゃありませんよ!」シュルリ ビュビュビュッ!

園子(孔雀)「!?触手だわ!気を付けて真さん!」

京極「はっっ!」ビビビッ!

バシバシバシィッ!

光彦(帝王)「な、なに!?触手を…」

園子(孔雀)「全部弾いた!」

京極「ふぅー…回し受けだ。この鉄壁の防御体勢によって遠距離攻撃は効かない…」スゥー…


255: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:11:30 ID:m7r

光彦(帝王)「く、くそっ…!風穴空けてあげます!ぷぷぷぷぷっ!」ピュピュピュピュピュンッ!

京極「直線的な攻撃だ…避けるのは容易い!」ダダダッ! ヒュヒュヒュヒュヒュンッ!

光彦(帝王)「か、交わしながら距離を詰めて…!(ぼ、防御を!)」ガシィッ!

京極「はあぁっっっ!」ババババババババババッ!

光彦(帝王)「うっ…おおおおおっ!(す、凄まじい連撃…!ガードが破られそうです!こ、これが400戦無敗の実力ですか!)」ドガガガガガガガガガガッ!

ガキィンッ!


256: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:12:13 ID:m7r

光彦(帝王)「し、しまった!(ガードが破られ…)」

京極「これで終わりだ!せりゃあっ!」バババババッ!

ズドドドドドンッ!

光彦(帝王)「ぐぼあぁぁっ!」ベキベキベキィッ! ヒュー…ガッシャーンッ!

光彦(帝王)「……………」ビクッ…ビクンッ…


257: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:13:25 ID:m7r

園子(孔雀)「や、やった…やったわ!真さんがアイツを倒したわ!」

京極「園子さん…お待たせしました」

園子(孔雀)「あたし信じてたわ…真さんがきっと助けに来てくれるって!」ガシッ

京極「当たり前じゃないですか。自分は何があっても絶対に園子さんを助けますから…」

園子(孔雀)「本当に助けてくれてありがとう…私の白馬の王子様だわ!」

シュルリ…

京極「そ、それは言い過ぎ…危ないっ!」ドンッ!

園子(孔雀)「きゃあっ!」ドサッ

ドスッ!

京極「ぐはっ!」ビチャッ!

園子(孔雀)「ま…真さん!!!いやぁっ!」ガバッ


258: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:14:03 ID:m7r

光彦(帝王)「ゲホッ…な、なかなかの攻撃でした…まさか、ここまでダメージをもらうとは思いませんでしたよ…」ミシミシッ

光彦(帝王)「ぜ、全回復には少々時間がかかりそうです…今日のところはここで引き上げましょう…」ハァーハァー

光彦(帝王)「京極真…次に会うときは必ず僕が殺してやります…手ぶらでは帰れませんね、シェリーだけでも連れて行きますか」ガシッ

灰原(猫)「うっ……」


259: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:14:48 ID:m7r

園子(孔雀)「あたしをかばって…!真さん!しっかりして!」ユサユサ

京極「だ、大丈夫です。ほんのかすり傷…ゲホッ!」ビチャッ

園子(孔雀)「全然大丈夫じゃないわよ!待ってて、すぐに助けを呼んでくるから!」

京極「そ、それよりも…女の子が連れていかれました。助けにいかないと…」グググッ

園子(孔雀)「その傷じゃ無理よ!下手したら死んじゃうわよ!?」

京極「いや、助けることができなかった自分が許せません…絶対に助けます!」


260: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:15:12 ID:m7r

園子(孔雀)「…わかったわ。あたしも一緒にいく!」

京極「だ、ダメですよ!危険ですから止めてください!」

園子(孔雀)「大丈夫よ、無茶はしないわ。真さんを少しでも支えたいの!」ジッ

京極「…わかりました。では、屋上まで一緒に行きましょう。危なくなったら、すぐに逃げて下さいね?」

園子(孔雀)「はい!じゃあ、肩を貸すから掴まって?屋上まで案内するわ」

京極「あ、ありがとうございます…」ヨロヨロ


261: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:15:50 ID:m7r

屋上

光彦(帝王)「…この扉を開ければ屋上に出られますね」ガチャッ

ザアアアアアッ! ピシャアッ! ゴロロロロ…

光彦(帝王)「だいぶ荒れてますね…早く飛行挺に乗らなければ…!?」

ジン(鴉)「ぐっ…」ズリッ…

ウォッカ(熊)「いてぇ…」ズリッ…

光彦(帝王)「ジン、ウォッカ!なにがあったんですか!?」


262: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:17:06 ID:m7r

ウォッカ(熊)「ぼ、ボス!そ、それが…屋上に出て飛行挺に乗ろうとしたら下からヘリが上ってきたんです!そこに狙撃手が乗っていて撃たれました…」

光彦(帝王)「バカな!この嵐のなかでヘリを出すとは…余程の操縦技術がないと出来ませんよ!」

ジン(鴉)「どうやら操縦席に一人、狙撃手が二人いるようです…だがオレにはわかる!狙撃手の一人はライだ!アイツしかいません!」

光彦(帝王)「なに!ライが!?…なるほど、テレビの情報を聞き付けて…わざわざヘリを出して僕を仕留めにきたんですか!」

灰原(猫)「うぅ…(に、逃げないと…いえ!チャンスがくるまで待つのよ…)」

…バババババ!

ウォッカ(熊)「ま、またヘリが来ましたボス!」


263: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:18:24 ID:m7r

ヘリ

キャメル「…出てきましたよジョディさん、赤井さん!黒の組織のボスです!」

ジョディ「やっと出てきたわね…まさかあのソバカス少年が黒の組織のボスだったとは…意外すぎて思いもよらなかったわ」

赤井「ああ、俺もボスの顔は初めて見た…しかし、今度は子供ではなく、何故か全裸の大男になっているな」

ジョディ「恐らく、例のカプセルによるものだわ。あのジンやウォッカのようにね」

赤井「それにヤツが抱えているのは…まさか!宮野志保か!?」

ジョディ「多分そうでしょうね。随分変わった姿になっているけど…」

赤井「連れていく気か…そうはさせん、絶対にだ!ジョディ!右足を狙え!俺は左足を狙う!」ガチャッ

ジョディ「OK!まかせて、シュウ!」ガチャッ

パァンパァン!


264: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:19:07 ID:m7r

光彦(帝王)「ぐあっ!」バスッバスッ! ガクンッ

灰原(猫)「(力が緩んだ!今よ!)」バッ!

光彦(帝王)「!?し、しまった!逃げられ…」ガクガク

灰原(猫)「今よ!撃って!」ダダダッ

ジン(鴉)「ぼ、ボス!待て、シェリー!」ズリズリ

光彦(帝王)「この…!よくも僕の足を!」

赤井「宮野がヤツから離れた!今なら急所が撃てるぞジョディ!」ガチャッ

ジョディ「ええ!ここで止めを刺してやるわ!」ガチャッ

パァンパァンパァンパァン!


265: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:19:44 ID:m7r

光彦(帝王)「ぐあああぁぁっ!」ドシャアッ

ウォッカ(熊)「ボス!大丈夫ですか!」

光彦(帝王 )「ぐっ…さ、流石にライフルは効きますね…」ヨロリッ

赤井「バカな…あれだけ撃たれて、まだ立っているだと!?」

ジョディ「人間じゃないわ…!」

光彦(帝王)「煩わしい…叩き落としてあげます!」シュルリ ビュルンッ!

グルグル…ギリィッ!

ガクンッ!


266: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:21:06 ID:m7r

キャメル「!?な、何かに引っ掛かりました!」

赤井「引っ掛かったんじゃない!ヤツが何かを伸ばして引っ張っている!」

ジョディ「まずいわ!早く切らないと!」

光彦(帝王)「うりゃあっ!」グイィッ!

キャメル「くっ!引っ張られる…このヘリをヤツにぶつけます!二人とも屋上に近づいたら飛び降りて下さい!」

赤井「キャメル!お前はどうする気だ!」

ジョディ「まさか…死ぬつもりじゃ!?」

アンドレ「大丈夫です!ぶつかる前に脱出しますから!さぁ、早く!」

赤井「…わかった、頼んだぞ!」バッ

ジョディ「死ぬんじゃないわよ!」バッ

ウォッカ(熊)「!?ヘリから二人飛び降りた!」

ジン(鴉)「一人は女だ、もう一人は…やはりライか!」

バババババッ!


267: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:21:46 ID:m7r

光彦(帝王)「!?ヘリがこっちに向かって…まさか!僕にぶつける気ですか!?」

キャメル「脱出だっ!」バッ

ガガガガガガガガガガッ!

光彦(帝王)「ぐっ!おおおおおおおおおっ!?」ガリガリガリガリ!

ウォッカ(熊)「ダメだ!と、止められねぇ!ぶつかる!」

ジン(鴉)「くっ!逃げ…!」

ドッゴォンッ!ゴゴゴゴゴッ…


268: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:22:32 ID:m7r

ジョディ「ヘリが爆発した…あ!あそこにジンとウォッカが倒れてるわ!」タタタッ

赤井「…どうやら爆発によって吹き飛ばされた衝撃で気絶しているようだ。この二人には組織について話して貰わないといけないからな。生きていてもらわなければ」

ジョディ「…キャメル!キャメルはどこなの!?」キョロキョロ

キャメル「…ここですよ!」タタタッ

赤井「キャメル!無事に脱出したか!」

キャメル「ええ、結構ギリギリでしたけど…それより、黒の組織のボスは?」

ジョディ「ヘリの直撃をモロに受けたのよ?生きてるはず…」


269: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:24:18 ID:m7r

光彦(帝王)「…勝手に殺さないで下さい!」シュルリ ビュビュビュッ!

赤井「なにっ!ぐあっ!」ドカッ! バシャアッ

ジョディ「シュウ!きゃあっ!」ドゴッ!バシャアッ

キャメル「ジョディさん!がはっ!」ズンッ!バシャアッ

光彦(帝王)「ヘリをぶつけてくるとは…流石に僕もヒヤリとしましたよ」ズチャッズチャッ…

赤井「ぐっ、ば…爆発に巻き込まれたのに生きているだと!?」グググッ

光彦(帝王)「いえ、ヘリが爆発する寸前で僕は逃げることが出来ました…あと少しのところでね。残念でした」


270: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:25:43 ID:m7r

光彦(帝王)「よくもやってくれましたね。ではまず…我が組織のスパイだったライ、あなたから死んでもらいましょうか」ガシッ

赤井「ぐっ!」フワリ…

光彦(帝王)「あなたの次はあの操縦席の男、最後に女をいたぶってから殺してやります…」ギリギリッ

赤井「がっ…あ…!」ミシミシッ

ジョディ「しゅ、シュウ!やめて!シュウを放してぇ!」グググッ

光彦(帝王)「止めませんよ…ふふふ、もう少しで首の骨が折れますよ?」ギリギリッ

赤井「か…(こ…ここまでか…)」ダラン…

バシャバシャバシャ!


271: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:27:06 ID:m7r

光彦 (帝王)「?なんの音…」クルッ

京極「でいっっ!」バォッ!

ズドォンッ!

光彦(帝王)「!?京極真…ごあぁっっ!」ゴキゴキィッ! ズシャアッ

赤井「うっ…ゲホッゲホッ!」バシャアッ

京極「大丈夫ですか!?」

赤井「あ、ああ。助かったよ…キミは誰だ?」

京極「自分は京極真です…それより、皆さんはここから離れて下さい!」


272: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:28:03 ID:m7r

赤井「そ、そうはいかない!俺がヤツを倒さなければ…」フラフラ

ジョディ「そうよ、私たちがケリを着けなければならないの…」フラフラ

キャメル「し、しかし…銃はヘリと一緒に爆発してしまいましたし、武器になるものが…」フラフラ

京極「その怪我では戦えません…奴は自分が倒します。あなたたちはあそこにる園子さんと女の子と一緒に、倒れている二人を連れて逃げて下さい」

光彦(帝王)「ぐっ…」ムクリ…


273: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:28:41 ID:m7r

キャメル「た、立ち上がったぞ…」

京極「奴がきます!早く逃げてください!」

ジョディ「…行きましょうシュウ。彼に任せるしかないわ」

赤井「くっ、不本意だが仕方がない…死ぬなよ!」

京極「ええ、園子さんたちを頼みます!」


274: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:29:38 ID:m7r

光彦(帝王)「…まさか追ってくるとは思いませんでしたよ」

京極「お前はここで倒す…」ザッ

光彦(帝王)「いいんですか?僕にやられた傷でかなり出血しているはず…実は立っているのもやっとなんじゃないですか?」

京極「………」ジワァッ…

光彦(帝王)「まぁ、僕にとっては好都合です。先程受けた借りを…ここでかえさせてもらいましょうか!」バシャバシャバシャッ!


275: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:30:20 ID:m7r

京極「くっ!(足が…出ない!)」グッ

光彦(帝王)「どりゃあっ!」ブンッ!

ズドォッ!

京極「ぐっ!」ズザザザザッ!

光彦(帝王)「どうしました?ふらついているようですが!」ズドドドドドッ!

京極「くっ…うっ!(出血が多すぎる…力が入らない!)」ガガガガガッ!

光彦(帝王)「守ってばかりじゃ僕は倒せませんよ!」ドドドドドッ!

京極「ぐくっ…!(だ、駄目だ!やられる…)」ガガガガガッ!


276: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:32:57 ID:m7r

ジョディ「まずい…押されてる!ヤツのラッシュに手も足もでないわ!」

キャメル「じ、自分が加勢にいきます!」ダッ

赤井「待て、お前じゃ足手まといだ。いや、誰が行っても勝てないな。ヤツに…あの化物に対抗できるのは彼だけだろう」ガシッ

灰原(猫)「もし京極さんが負ければ…私達全員殺されるわね。彼に全てがかかっているわ…」

園子(孔雀)「…くっ!」タタタッ

ジョディ「あ!ま、待ちなさい!」タタタッ


277: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:33:37 ID:m7r

光彦(帝王)「あなたを殺したら僕に敵はいなくなる…あそこにいる奴らも皆殺しです!」ズドドドドドドッ!

京極「うぐっ…くっ(も、もうガードが…)」ガガガガガッ!

園子(孔雀)「はぁ、はぁ…」バシャッ

光彦(帝王)「ん?鈴木園子ですか…」ピタッ

京極「そ、園子さん!危ないから離れて!」フラッ

園子(孔雀)「…真さん頑張れー!そんなヤツに負けるなー!ぶっ飛ばせー!」ポロポロッ


278: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:34:53 ID:m7r

光彦(帝王)「あぁ?応援ですか…良かったですね、可愛い彼女が声援を送ってますよ?」

京極「そ…園子さん…」

園子(孔雀)「頑張れー!真さ…あぅっ!」バシャアッ!

京極「!?園子さん!」

光彦(帝王)「うっとおしいです…黙ってなさい!」

園子(孔雀)「う、うぅ…ま…真さ、ん…」


279: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:35:39 ID:m7r

光彦(帝王)「安心して下さい…あなたを殺したら、あなたの目の前で彼女を犯してやります。僕の巨大ぺニスでヒーヒー喘がせて、最強の生物である僕の精子をたっぷりと注ぎ込んで孕ませてやりますよ!最強の子を産めるんです、僕に感謝しなさい!」ニヤニヤ

京極「…………」

光彦(帝王)「どうしましたか?黙りこくって…絶望的な状況に声も出ませんか?」

京極「…く……そ…に…」ボソボソ

光彦(帝王)「ん?ボソボソ言っていて聞こえませんねぇ」

京極「よくも…園子さんに手を出したな!!!」ギッ!

光彦(帝王)「ふん、僕の勝利は明白です…衰弱していくあなたが僕に勝てない以上、どうすることも…」


280: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:36:20 ID:m7r

京極「でりゃあっ!!!」バオッ!

ドゴォンッ!

光彦(帝王)「!?ごはあっ!(な、なにぃっ!?)」ミシミシィッ

京極「よくも園子さんを傷つけたな!!!」ブンッ!

ベコォンッ!

光彦(帝王)「ぐおぁっ!(しゅ、出血でフラフラなハズ…どこにこんな力が!)」ミキミキィッ

京極「貴様だけは許さん!!!」ビュオッ!

ズドォンッ!

光彦(帝王)「うぶおぁっ!(鈴木園子に対する思いが…ここまで強いとは!)」メキメキィッ バシャアッ!


281: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:37:00 ID:m7r

ジョディ「大丈夫!?…す、凄い!彼が押してるわ!あなた、なにをしたの!?」ガシッ

園子(孔雀)「す…少しだけ、応援しただけよ…」ヨロッ

赤井「あのままいけば…ヤツを倒せるかもしれん!」

キャメル「でも、彼もかなり無理をしてるみたいです…長期戦になれば…」

灰原(猫)「京極さんが負けるかもしれないわ…」


282: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:38:24 ID:m7r

ザアアアアアアッ…

京極「立て…最後の打ち合いだ」ハァハァ

光彦(帝王)「ぐっ…いいでしょう。これで…決着を着けてやります!」ムクリ

ピシャアッ!ゴロロロロロ…

京極「…………」ジリッ

光彦(帝王)「…………」ジリッ



ドンガラガッシャーン!


283: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:39:59 ID:m7r

京極「はあっっっ!!!」バババババッ!

光彦(帝王)「ふんっっっ!!!」ボボボボボッ!

ガガガガガッ!

赤井「す、凄まじい打ち合いだ!」

キャメル「二人とも人間の動きじゃない…」

ジョディ「この打ち合いを制したものが…勝敗を決める!」


284: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:41:06 ID:m7r

京極「うおおおおおっ!!!(園子さんの為にも…負けない!負けられない!)」バババババババババババババババッ!

光彦(帝王)「ぐっ…ぬうっ!ぐはぁっ!げほぉっ!(ば、バカな!この僕より手数が多く…速くなってきている!?)」ボボボボボボボボボボッ!ドカァッベキィッ!

灰原(猫)「京極さんがどんどん速く…手数で圧倒しているわ!ヤツは防ぎきれていない!」

園子(孔雀)「負けるなー!ぶっ飛ばせ!真さーん!!!」


285: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:47:07 ID:m7r

それは京極真の天賦の才なのか、それとも鈴木園子に対する思いによるものなのかは定かではない…
しかし、京極真は光彦を必ず倒すという意思のもと、無意識のうちに体得していた…
足の指先から手の指先まで…体に存在する全ての間接を総動員して稼働させることによって初めて発動出来る、音速の空手を身に付けていた!


286: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:47:39 ID:m7r

京極「うおおおおおおおおおおりゃああああああああああ!!!」ババババババババババババババババババババッ!

光彦(帝王)「ぐべばぶべぼばぐげごがげぐべぼっ!!!(い、勢いが増して!?手数が多すぎてガードが間に合わない…防ぎきれませんっ!!!)」ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!

赤井「速すぎる…人間に出せる速度じゃない!」

キャメル「彼の蹴りも突きも、速すぎて見えない…!」

ジョディ「完全に滅多打ちだわ!」


287: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:49:24 ID:m7r

京極「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
ババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババッ!

光彦(帝王)「」ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ッ!ズザザザザザザザザザザッ!

赤井「端まで押し返したぞ!」

キャメル「あと一撃で…」

ジョディ「決着よ!」


288: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:49:59 ID:m7r

京極真は怒涛のラッシュによって満身創痍の光彦に対し、渾身の音速後ろ回転蹴りを叩き込んだっ!


289: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:50:24 ID:m7r

京極「これで…!」グルンッ

光彦(帝王)「ぐ……が……」フラフラ

京極「終わりだぁっ!!!」ブォンッ!!!

ズッッドォンッッッ!!!

光彦(帝王)「がっっ…はあぁっっっ!!!」メキミシボキィッ! ヒュウウウゥゥゥッッッ………


290: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:52:11 ID:m7r

京極「はぁ、はぁ、…た、倒した…」バシャアッ

園子(孔雀)「ま、真さん!」ガシッ

京極「や、やりましたよ園子さん…奴を、倒しました…」ハァハァ ジワァッ

園子(孔雀)「しゅ、出血が…!」ポロポロ

京極「大丈夫です…この程度の血は修行でよく流しましたから…それより、ありがとうございます」ハァハァ

園子(孔雀)「え?」グスッ

京極「園子さんが応援してくれたお陰で、奴に勝つことが出来ました。とても自分一人ではあそこまで戦えませんでしたよ…」ハァハァ

園子(孔雀)「ち、違うわ!あれは真さんの実力…」

京極「いや、園子さんが来るまで…自分は負けるかもしれないと思っていました。園子さんの声援がなければ負けていたでしょう…」ハァハァ


291: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:53:24 ID:m7r

京極「…園子さんのその羽根、とてもきれいですね」サワァッ

園子(孔雀)「で、でしょう?…京極さんにずっと見てほしかったの!孔雀の羽根よ?」グスッ

京極「そうですか、孔雀の羽根ですか…どうりで綺麗なはずですね。でもそれ以上に園子さん、あなたが一番綺麗です…」ハァハァ

京極「優しくて、奴に臆することなく勇敢に立ち向かった…なによりも美しいです」

園子(孔雀)「ま、真さん…!」ポロポロ

京極「…すみませんが、ちょっとだけ疲れてしまいました。少しだけ、寝かせてもらえますか?」ハァハァ

園子(孔雀)「ええ…ゆっくり休んで。…お疲れ様、真さん」チュッ

京極「………」スゥスゥ…


292: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:53:51 ID:m7r

光彦は京極真に蹴り落とされた…その先には!鈴木家の守護神、慈愛の女神像!彼女の持つ鋭利な水差しに、光彦は背中から落下した!


293: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:54:32 ID:m7r

ザクゥッッッ!

光彦(帝王)「!?ごはあぁっっっっっ!」ガクガクガクッ!

光彦(帝王)「が……かかっ…て、帝王たる…生物界最強たる、この僕が…ゲホッ!この、程度のことで…死にません、よ!」ピクッ…ピクッ!

光彦(帝王)「す、すぐに…戻って…ヤツを、京極真を…殺して、やります!」ズズズッ…


294: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:54:59 ID:m7r

光彦は貫通した水差しを引き抜こうとした…その瞬間!嵐によって発生した10億ボルトの雷が慈愛の女神像に落下した!


295: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:55:56 ID:m7r

ピシャアッ!ゴロロロロロ…ドンガラガッシャーン!!!

光彦(帝王)「!?あばばばばばばばばばばばっ!!!」バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリッ!

光彦(帝王)「………!」ビクンッビクンッ! ブスブスプスプス…

雷の直撃を受け、黒焦げになった光彦の体は全ての細胞が焼け焦げて破壊された。これはキメラDNAをもってしても回復することはなく、光彦は完全に機能を停止した…

光彦(帝王)「」ダランッ…


296: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:58:20 ID:m7r

かくして、生物界の帝王…光彦の世界征服の野望は最強の空手家、京極真によって崩れ去り…黒の組織は壊滅した
パーティー会場に戻ると怪盗キッドの姿はなく、カードが一枚置いてあり、「暫く休業します。また会う日まで」と綴られていた。服部や阿笠博士、コナンや安室も傷は浅く命に別状はなかった
アジトを調べると地下に監禁された宮野一家を発見、救出した。灰原哀…もとい宮野志保は家族と再会し、喜びを分かち合った
赤井と安室はその後話し合い、誤解を解き和解した
世良真純も赤井が死んだと思われていた兄だと知り、一緒に暮らすようになった
京極真は鈴木園子を救ったとして正式に家族から婿候補の彼氏として認められた
コナンと灰原は宮野一家が開発したアポトキシン4869の解毒剤を飲んで元の姿に戻り、DNAカプセルを服用した人達も解毒薬を飲んで元の姿に戻った…


297: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)15:59:59 ID:m7r

数日後

工藤「…よう、久しぶりだな。灰原」

宮野「あら、久しぶりね工藤くん。それより、灰原じゃなくて今は宮野よ?」

工藤「お、わりぃわりぃ。いっつも灰原って呼んでたからな…そっちの方が言いやすくってよ」

宮野「まぁ、わかるけど。蘭さんは元気かしら?」

工藤「あ、ああ!まあな!…それより、どうだ?そっちは」

宮野「何年も会ってなかったから、最初はぎこちなかったけど今は大丈夫よ。家族みんなでいろいろなことを話したわ」

工藤「そうか…良かったな!」


298: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)16:01:00 ID:m7r

宮野「ええ。…それより、気になることがあるんだけど」

工藤「ん?なんだ?」

宮野「黒の組織は壊滅したでしょう?幹部のジンやウォッカ、コルンにキャンティ、その他組員は逮捕したわ…そしてそのボスである光彦も死亡した」

工藤「ああ。ただ、他にも組員がいる…だろ?」

宮野「そうよ。ラムとベルモット…この二人だけはパーティー会場にもアジトにもいなかったわ。もしかしたら、また組織を立ち上げる気なのかも…」


299: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)16:02:18 ID:m7r

工藤「…そうかもしれねぇな。だけど、たった二人じゃなにも出来ねぇよ。ま、暫くは様子を見ようぜ?」

宮野「…そうね、ちょっと心配し過ぎたのかもしれないわね。」

工藤「それじゃあ俺は行かせて貰うぜ、蘭のやつが待ってるからな」

宮野「あら、おあついのね。蘭さんによろしくと伝えて?」

工藤「おう、わかった。あばよ」


300: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)16:03:25 ID:m7r

毛利探偵事務所

工藤「ただいまー!」

蘭「あら、お帰り新一!」

工藤「良い子にしてたか?」クシャクシャ

蘭「もうっ!子供じゃないんだから!」プンプン

工藤「ちゃんと留守番出来たご褒美に、また搾ってやるよ!」モミモミ


301: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)16:04:30 ID:m7r

蘭「あんっ!ちょ、ちょっと!ダメよ新一…///」

工藤「いいじゃねぇか…気持ちいいんだろ?」グニグニ

蘭「ま…まぁ…///」テレテレ

工藤「蘭の部屋に行こうぜ…たっぷり可愛がってやるから」グイッ

蘭「う、うん…///」コクリ

小五郎(ナマケモノ)「…だりぃ…」ダラーン


302: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)16:05:25 ID:m7r

とある場所

ベルモット「…まさか、組織が潰されるなんて思わなかったわ。パーティー客に変装して逃げていなければ、危うく私たちまで捕まるところだったわね」

ベルモット「まぁいいわ…また別の組織を作りましょう。ねぇ?ラム」

ラム「………」


303: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)16:07:11 ID:m7r

これにて終わりにさせて頂きます。皆様応援していただき有り難うごさいました。恐らく、またコナンssを書くと思うので、その時はまた応援よろしくお願いします


304: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)16:07:37 ID:m7r

あと、出来れば書き終わった後に皆さんからの感想やアドバイス…乙などのスレを頂けると今後のコナンssや、モチベーション・やる気にも繋がりますので、宜しければ書いていただけると助かります


305: 名無しさん@おーぷん 2016/04/29(金)17:08:13 ID:qtc





掲載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1461895072/
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コメント欄

  1. 名無し:2017/03/10(金) 21:42:06 ID:-
  2. 展開がいつも同じじゃねーか
    コピペを疑うレベル

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